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当ブログでは、「あの映画(小説)、一度観たんだけど、どういう話だったかが思い出せない・・・」とお困りの方のために、映画(小説)のストーリーを完全に網羅したデータベースを公開しております。詳しくは、カテゴリ内の「映画(小説)ネタバレstory紹介」をご参照ください。なお、完全ネタバレとなっていますので、未見の方はくれぐれもご注意ください。
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> 『古畑任三郎ファイナル第3夜 ラスト・ダンス』 ~素晴らしき完結。また観たい!~
e0038935_23453391.jpg『古畑任三郎 ラスト・ダンス』

脚本 三谷幸喜
出演 田村正和  松嶋菜々子


いよいよ最終夜。ゲストは松嶋菜々子。

彼女の役どころは、売れっ子脚本家。しかし、その正体は実は双子姉妹で、姉のほうが死体で発見される、という展開。

実は我が家では(家族そろって、最初のシリーズからの古畑好き)、この設定を耳にしたときから、誰が言い出すでもなくこんな会話が交わされていた。

「もしかして、オチは○○○じゃないのー?」
「いや、それじゃありきたりすぎでしょ」
「でも、古畑って、トリック自体はけっこうありきたりだったりするからね」

結論から言っちゃえば、この推理、ドンピシャで当たってました(詳しい内容は、ひょっとするとこれからビデオで観るっていう人もいるかもしれないので、伏せておきます)。といっても、うちの家族がとりたてて推理力に秀でたファミリーだという記憶もないので、おそらくかなりの人が今回のトリックは見破れたのではないかと思う。

これがもしも、推理をベースとした本格ミステリードラマであれば、この作品は失敗作ということになるかもしれない。でも、第1夜のあとにも書いたが、『古畑』に関してはそうじゃない。犯人はわかっている、トリックもなんとなく予想がつく、それでも抜群に面白い。それが、この『古畑』のスゴイところなのだ。

今回の話にしたって、三谷さん、このトリックで視聴者を騙そうという意図はさほど強くもってなかったと思う。もしもそういう意図があれば、かえでと古畑の待ち合わせシーンでの黄色いコートのくだりなんか、あんな風にあからさまに演出しないだろう。グラスに付着した口紅にしたって同じ。本当に騙したいんなら、もっといくらでもやりようはあったと思う。むしろ、あまりにも積極的にヒントを出しまくるので、僕はもうひとひねり裏があるのかと深読みすらしてしまった。

しかし、話が予想できたにもかかわらず、今回のストーリーは非常に素晴らしかった。物語としての完成度の高さは、3夜の中でも群を抜いていたと思う。キャラクターの掘り下げ、セリフの洗練、スリリングでユーモラスな捜査、そして、秀逸のラストカット。この『古畑』シリーズが12年かけて築きあげてきた全てが、力強く表現されていた2時間だったと思う。

松嶋菜々子も素晴らしかった。巧みに1人2役を演じ分けていたとかそういうことではなく、とにかく、ファイナルにふさわしい輝きを放っていた。かつて、人気絶頂期の山口智子がこの『古畑』に犯人役で出たことがあったが、あのときも同じようなことを感じたものだ。やっぱり、古畑さんの相手には、華のある美しい犯人がよく似合う。

あと、いまさらだけど、今泉って面白いよね(笑)。このキャラクターがこんな風に育たなかったら、『古畑』はここまで人気シリーズにはなってなかったかもしれない。西村雅彦っていう人は、やっぱりものすごい演技力を持った俳優だなぁ、と改めて感じさせられた3日間でもあった。古畑&今泉コンビ、これはもう日本のドラマ界が誇る最強の2トップでしょう。

そして、田村正和。あなた、いくつですか(笑)?松嶋菜々子とじゃ、親子ほどの年齢差があるにもかかわらず、あんなにダンスシーンが絵になるんだもん。ホントにすごい男だ。田村ー古畑というラインに関しては、”ハマリ役”なんていう言葉じゃ表現できない絶対的なものがある。だって、他の俳優がやる古畑なんて、もはや想像できないでしょ。

シナリオ、俳優、音楽。ドラマを構成するあらゆる要素がハイクオリティなバランスで調和した、傑作ドラマ。これほど完成度の高いテレビドラマには、今後もそうそうお目にかかることはできないだろうと思う。

願わくば、これで「ファイナル」なんて言わず、また新たな『古畑』として復活してほしい!かといって、『帰ってきた古畑任三郎』なんてのが作られたら、「じゃあ、あのファイナルは何だったんだぁ!?」って、それはそれで微妙なんだろうけど(笑)。
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by inotti-department | 2006-01-08 00:23 | TV
映画・小説・音楽との感動の出会いを、ネタバレも交えつつ、あれこれ綴っていきます。モットーは「けなすより褒めよう」。また、ストーリーをバッチリ復習できる「ネタバレstory紹介」も公開しています。
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