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当ブログでは、「あの映画(小説)、一度観たんだけど、どういう話だったかが思い出せない・・・」とお困りの方のために、映画(小説)のストーリーを完全に網羅したデータベースを公開しております。詳しくは、カテゴリ内の「映画(小説)ネタバレstory紹介」をご参照ください。なお、完全ネタバレとなっていますので、未見の方はくれぐれもご注意ください。
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・蛇イチゴ(2002、日)  ★★★★★★★☆☆☆(7点)
   監督 西川美和
   出演 宮迫博之  つみきみほ
<story>小学校教師の明智倫子は、真面目一徹のサラリーマンである父と、痴呆の祖父の面倒を一手に引き受ける献身的な主婦である母と、平凡だが温かい家庭で幸せに暮らしていた。倫子は、婚約者である同僚教師の鎌田を家族に初めて紹介するが、裕福な家庭で育った鎌田も、倫子の家庭の温かさを好意的に受け止める。しかし、明智家には2つの秘密があった。1つは、倫子の兄・周治の存在。周治は、学生の頃から親を騙して学費をネコババするような問題児で、10年ほど前に父に勘当されて行方知らずになっていた。そしてもう1つの秘密。これは、倫子も母も知らないことだった。父は、実はずいぶん前に会社をクビになっており、それを隠して生活を取り繕おうとして借金まみれになっていたのだ。そんな明智家の見せかけの平和は、祖父の突然の死により、終焉を迎える。祖父の葬儀の日、借金取りが葬儀場に乱入し、父の秘密が全て明るみに出てしまったのだ。借金取りに追い詰められた父を救ったのは、偶然そこに居合わせた周治だった。周治は弁護士のフリをして、借金取りを追い返す。その夜、久しぶりに家族4人が同じ屋根の下に顔を合わせる。そこに、再び借金取りが現れる。周治は懐から120万円を取り出し、父はそれを借りてひとまず借金取りを追い返す。周治は、借金の返済は不可能と判断し、父に破産を勧める。さらに、財産の名義を周治に移してしまえば、今と変わらない生活を送ることができる、と。思考能力が停止してしまった父母は、この周治の提案に賛成する。一方、倫子は鎌谷に呼び出され、家族ともどもウソつき呼ばわりされ傷つく。帰宅する途中、ラジオから飛び込んできたのは、葬儀場で香典泥棒が連続発生しているというニュース。倫子は、その犯人こそ周治であると確信する。家についた倫子は、母と周治の会話を聞きショックを受ける。「倫子は優等生すぎて息がつまる。あの子は嫁に出て行くから、周治は戻ってらっしゃい」というのだ。倫子は、周治が風呂に入っている隙に、「周治を警察へ突き出して、3人でやり直そう」と提案するが、父は「倫子は家を出て、幸せになれ」と言い放つ。両親が寝たあと、兄妹は語り合う。倫子は「お兄ちゃんはいつもウソばかり」と周治を責め、周治は「倫子はいい子。お前がウソをついたことは一度もない」と認める。倫子は、子供の頃の周治のあるウソを思い出す。「学校の裏山に蛇イチゴの木がある」というウソに騙された、というのだ。周治は、それは本当だと釈明する。倫子は、「今から連れて行って」と申し出る。真夜中、裏山を登る2人。しかし、兄が林の奥深く入ったところで、倫子は突然駆け出し、もと来た道を戻る。携帯電話を取り出し、倫子は警察を呼び出し、兄の居場所を告げる。明け方、家に戻る倫子。すると、テーブルの上には、たくさんの蛇イチゴが並んでいるのだった。
<ひとことreview>傑作『ゆれる』を生み出した西川監督の長編デビュー作。既にデビュー作にして、その才能の豊かさを感じさせる良作となっている。一見幸せな温かい家庭も、実はそれぞれが我慢したり、取り繕ったり、諦めたりすることで成り立っているにすぎない。そのシニカルな視点は、『ゆれる』にも通じるものであり、そのシャープな語り口こそこの監督の才能そのものだろう。兄と妹の対比が面白い。兄は確かにウソつきだが、他人に対しては優しく、それなりに家族のことを信じ、理解してもいる。一方、妹は確かにウソはつかないが、他人に対しては厳しく、本心では家族の心を信じることも理解することもできずにいる。財産の名義を自分に移すように指示した周治。彼は、本当に、家族から財産を騙し取ろうとしていたのか?僕は、周治は本心から、家族を再生しようとしていたのではないか、と思う。4人が4人とも、家族というものを窮屈に感じながら、それでもやはり、家族を必要としていたのではないか、と思うのだ。
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by inotti-department | 2006-02-21 12:39 | 映画ネタバレstory<ナ・ハ>
映画・小説・音楽との感動の出会いを、ネタバレも交えつつ、あれこれ綴っていきます。モットーは「けなすより褒めよう」。また、ストーリーをバッチリ復習できる「ネタバレstory紹介」も公開しています。
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