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当ブログでは、「あの映画(小説)、一度観たんだけど、どういう話だったかが思い出せない・・・」とお困りの方のために、映画(小説)のストーリーを完全に網羅したデータベースを公開しております。詳しくは、カテゴリ内の「映画(小説)ネタバレstory紹介」をご参照ください。なお、完全ネタバレとなっていますので、未見の方はくれぐれもご注意ください。
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> 映画『日本沈没』 ~どこかで観たぞ、このラスト(笑)~
e0038935_2243381.jpg満足度 ★★★★★☆☆☆☆☆(5点)
『日本沈没』(2006、日)
 監督 樋口真嗣
 出演 草彅剛 柴咲コウ

日本各地で続発する大地震。その原因を探るべく、潜水艇「わだつみ」のパイロット・小野寺は、田所博士の指揮のもと、同僚の結城とともに深海調査に参加する。その調査から博士が導き出した結論は、「1年以内に日本列島は沈没する」という驚くべきものだった。そんな中、震災現場で、小野寺はレスキュー隊員の玲子と出会う。小野寺は玲子に惹かれはじめるが、日本各地を襲う地震と噴火による被害は、悪化の一途を辿っていく・・・。


『日本沈没』、映画も沈没。

と、こんなありきたりなコピーとともに、この映画を酷評するのは簡単だ。ハッキリ言ってしまえば、この映画は、あまり面白くはない。

でも、この『日本沈没』という作品は、そんな風に現代の若者たちに簡単に批判されるべきものではないんじゃないかな、という気がする。そもそもたぶん、この映画を語るためには、超名作と呼ばれる小松左京による原作か、30年以上前に作られた、これまた名作と呼ばれる映画版のどちらか1つは観てなくてはいけないのだろう。

残念ながら、僕は両方とも未見で、この映画を観ることではじめて『日本沈没』という作品との接点を持つことができた。そして、感想としては、「あれ、あんまり面白くないなぁ」と思ってしまったのだ。

これは僕のカンだけれど、全国の『日本沈没』ファンは、この映画を観て怒っているんじゃないだろうか?「違う違う、これは『日本沈没』じゃないよ!本当は、もっと面白いんだよ!」って。

なんで僕がこんな話をするのかというと、うちの母親が『日本沈没』の大ファンだったのだ。子供の頃から、ときどき『小松左京』とか『日本沈没』とかいう単語を耳にしながら、僕は育った。本当か嘘かは知らないが、今から30年以上前、日本中の若者たちがこぞってこの『日本沈没』に夢中になっていた時代があったそうな。

さてさて、話を2006年版『日本沈没』に戻そう。なんで面白くないのか?ひとことで言えば脚本の問題だと僕は思うのだけれど、もっと大きな理由は、「時の流れ」かもしれない。小松左京が『日本沈没』を発表してから今日に至るまで、僕たちはあまりにも多くのパニックムービーを観すぎてしまった。観客だけじゃない。それは、映画製作に携わる関係者たちも同様だ。

オリジナルの『日本沈没』を観ていないので、これは間違っていたら申し訳ないのだが、おそらく、この映画のラストの終わり方は独自に作られたものじゃないだろうか(原作ファンの方、違ってたら無視してください。)?だって、この映画の途中の構成はどう考えてもあのハリウッド映画だし、クライマックスはどう考えてもあの超大作映画だもの(笑)。

と、あまり書いてしまうとネタバレになってしまうのでこのぐらいにするが、とにかく、この2006年版『日本沈没』はもはや”日本沈没”という衝撃がメインテーマではなくなってしまっている気がするのだ。せっかく、日本人だけが楽しめる、ドキドキできる、ものすごく魅力的なテーマなのに、レンタルビデオ屋に並んでいるハリウッドのパニック映画となんにも変わらないんだもん。なんてもったいない!

でも、映像は大健闘だと思う。ところどころCGっぽさが前面に出すぎてて「ん?」と思う部分もなくはないが、終始映像に迫力があって僕はドキドキした。しかも、場所の選び方がウマイ!奈良の大仏さんが水の中に沈んでたり、京都の清水寺がボロボロになっていたり。あの映像を観たら、日本人であれば何かしら感じるものがあるのではないだろうか。反対に、外国の人にとっては、これ以上ない”日本列島紹介映像”になったかもしれない(笑)。この映画、海外の映画祭なんかに持っていったら、日本を知ってもらう良い教材になるなぁ。

脚本の最大の問題点を挙げるとしたら、主人公2人のメインエピソードが、あまりにもつまらない点だろう。普通、こういう映画の場合、世界のパニックが進行するにつれて、相乗効果でどんどんドラマパートが盛り上がっていくのだが、この映画にはそれが全くない。沈みゆく列島というこれ以上ない舞台の上で、どうしたらこんなに盛り上がらない人間ドラマが描けるのか(笑)?あのハリウッド映画の家族ドラマを見よ!あの超大作映画の恋愛ドラマを見よ!やはりパニック映画を作らせたら、ハリウッドの方がまだまだ1枚も2枚も上手だ。

それにしても。
全編にわたる大活躍を予感させながら、序盤で姿を消した石坂総理。
あんた、いったい何だったんだ(笑)?
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by inotti-department | 2006-08-09 22:46 | cinema
映画・小説・音楽との感動の出会いを、ネタバレも交えつつ、あれこれ綴っていきます。モットーは「けなすより褒めよう」。また、ストーリーをバッチリ復習できる「ネタバレstory紹介」も公開しています。
by inotti-department
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