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当ブログでは、「あの映画(小説)、一度観たんだけど、どういう話だったかが思い出せない・・・」とお困りの方のために、映画(小説)のストーリーを完全に網羅したデータベースを公開しております。詳しくは、カテゴリ内の「映画(小説)ネタバレstory紹介」をご参照ください。なお、完全ネタバレとなっていますので、未見の方はくれぐれもご注意ください。
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> 小説ネタバレstory紹介 <マ行>
※完全ネタバレでstoryを紹介しています。未読の方はご注意ください。

<む>
・村上春樹『風の歌を聴け』(1979)  ★★★★★★☆☆☆☆(6点)
<story> 大学が夏休みに入り、生まれ育った街に帰省した”僕”。僕は、友人の”鼠”と毎日酒を飲みながら、とりとめのない会話を交わしていた。そんなある日、行きつけのバーのトイレで、倒れている女性を発見する。小指がなく、左手の指が4本しかない女性。そんな彼女を介抱して家まで送った僕だが、目覚めた彼女からいらぬ誤解を受けて罵倒される。しかし、偶然レコード屋で再会したのをきっかけに、次第に親しくなっていく。いろいろな会話を交わし、互いに距離を縮めていく2人。しかし、突然彼女は、旅行に発ってしまう。一方、鼠もまた、女性との何らかの問題を抱えているらしく、そのことに関しては僕に対して口を閉ざす。やがて、彼女が旅行から戻る。久しぶりに僕は彼女と再会するが、彼女は涙を流し、顔も思い出せない男との間にできた子供をおろしたことを告白する。僕は、彼女とセックスはせずに、一晩ベッドを共にする。夏休みが終わり、僕は街をあとにする。一方、女との不幸な別れを迎えたらしい鼠は、思い立って小説を書き始める。そして冬休み、再び帰省した彼が彼女の家を訪ねると、もうそこに彼女の姿はなかった。そして数年後。彼は結婚し、それなりに幸せな生活を送っている。そして鼠は、今も小説を書き続けている。
<ひとことreview> 村上春樹、伝説のデビュー作。『羊をめぐる冒険』以後の作品に見られるような圧倒的なストーリーテリングの力は、この時点の彼にはまだ欠如している。良くも悪くも、アマチュア的な作品。しかし、その後30年間トップに君臨しつづけている男のデビュー作としてとらえると、やはり感慨深い。そして、気付かされるのは、この作品は彼にとっての「作家宣言」であるということだ。冒頭、彼はこう書いている。「今、僕は語ろうと思う。」語られるテーマは、「喪失の哀しみと孤独。そして、そこからの再生」。自分の前を次々に過ぎ去っていく人々や出来事。そして残されるのは、孤独。しかし、”僕”はその状況を諦めているわけではない。中盤にも、こんな記述がある。「他人に伝える何かがあるかぎり、僕は確実に存在している。」孤独を乗り越えて再生するために、彼は”語り”、”書き”つづけるのだ。そして、そのテーマは、現在も一貫して変わらない。「今、僕は語ろうと思う。」全ては、この宣言から始まった。
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by inotti-department | 2005-08-12 02:24 | 小説ネタバレstory紹介
映画・小説・音楽との感動の出会いを、ネタバレも交えつつ、あれこれ綴っていきます。モットーは「けなすより褒めよう」。また、ストーリーをバッチリ復習できる「ネタバレstory紹介」も公開しています。
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