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当ブログでは、「あの映画(小説)、一度観たんだけど、どういう話だったかが思い出せない・・・」とお困りの方のために、映画(小説)のストーリーを完全に網羅したデータベースを公開しております。詳しくは、カテゴリ内の「映画(小説)ネタバレstory紹介」をご参照ください。なお、完全ネタバレとなっていますので、未見の方はくれぐれもご注意ください。
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> 小説ネタバレstory紹介 <サ行>
※完全ネタバレでstoryを紹介しています。未読の方はご注意ください。

<し>
・雫井脩介『犯人に告ぐ』(2004)  ★★★★★★★☆☆☆(7点)
<story> 相模原で発生した、男児誘拐事件。誘拐されたのは、桜川夕起也と麻美の息子・健児。神奈川県警の警視・巻島は、娘の出産を控えて非番だったが、呼び出されて捜査にあたる。身代金受け渡し時の逮捕を狙うが、神奈川県警と警視庁の縄張り争いなどが原因となり、捜査体制に遅れや不備が生じ、接触に失敗する。巻島は、現場の山下公園で不審人物を尾行するが、逃がしてしまう。その後、健児の死体が見つかり、犯人”ワシ”から警察を非難する手紙が届く。巻島は記者会見に臨むが、記者たちの容赦ない追及に逆ギレし、大ブーイングを浴びる。さらに、娘が出産後に危篤状態に陥っていたことから、「他人の子供より自分の子供の方が大事だ」と失言してしまう。その6年後。川崎で連続児童殺害事件が起こる。「ワシ事件」の指揮を採っていた曾根部長は、左遷されていた巻島を呼び戻す。曾根は、捜査の行き詰まりを打破する策として、テレビを利用した「劇場型捜査」を掲げ、その現場指揮を巻島に委ねる。巻島は、まず被害者家族の理解を得たうえで、人気番組「ニュースナイトアイズ」に出演し、情報提供を呼びかける。しかし、それは表向きの理由で、真の狙いは、犯人”バッドマン”からの反応を誘うこと。番組は反響を呼び、続々と手紙が届く。一方、巻島を管理する立場で、曾根の甥である植草課長は、いまも学生時代の失恋を引きずっていた。その相手、未央子は現在アナウンサーで、「ナイトアイズ」の裏番組である「ニュースライブ」のメインキャスター。植草は立場を利用し、事件の情報をちらつかせて未央子に接近する。そんな中、バッドマンから手紙が届く。巻島はそれを番組で公開するが、すると今度は別のバッドマンから手紙が届く。被害者が着ていた洋服の色についてエンジをベージュと書いている以外は、警察と犯人しか知らない事実が記されていた。どうやら、最初のは偽物で、今度のものが本物のバッドマンからの手紙のようだ。植草は、偽物は巻島が書いたと睨み、未央子に疑惑を伝える。「ライブ」がこれを報じ、さらに6年前の不祥事にも触れたことから、巻島バッシングが起こる。そんな中、有賀という男が自殺する。有賀は、”ワシ”の正体と思われ、ずっと警察がマークを続けていた男だ。”ワシ”は自殺したのか?しかしその数日後、”ワシ”から再び手紙が届く。一方、巻島は、バッドマンの反応をさらに引き出すため、犯人に理解を示す発言を番組で繰り返す。さらに巻き起こるバッシング。そして、エスカレートする植草のリーク。巻島は、リーク犯捜しの罠をはる。それは、架空の容疑者を作り出し、その男が映った映像を捏造し、ビデオを1本ずつ植草ら幹部に渡すというもの。一方、植草は、巻島の指紋と偽バッドマンの手紙に残された指紋を照合する。しかし、一致せず、自分の考え違いを知る。「ライブ」は、植草から渡された映像をスクープとして放送する。巻島は、植草がリーク犯だと確信する。そんな中、バッドマンからの手紙が街中で発見される。バッドマンからの連絡が1週間ほど途絶えていたのは、彼が手紙を落としたことで神経質になっていたから。バッドマンの小心者っぷりを見抜いた巻島は、チャンス到来とみて色めき立つ。しかし、植草はこの手紙の存在をも未央子に教えてしまい、巻島は、植草をハメるための罠をはる。別の件で逮捕された男を”バッドマン逮捕”として植草に伝え、そのウソの逮捕映像を「ライブ」は放送してしまう。世紀の大誤報。曾根は、植草をハメた巻島に激怒する。しかし、巻島は「偽バッドマンの手紙を書いたのは曾根部長では?」と追及し、曾根を黙らせる。バッドマン逮捕へ、巻島の作戦は”ローラー作戦”。手紙の発見場所付近にバッドマンの居住地を絞り込み、片っ端から家を訪問して、偽バッドマンの手紙に残された指紋との照合を行うのだ。もちろん、指紋は曾根のもののため、指紋の一致はありえない。狙いは、不審者のあぶり出し。運命の日、バッドマン逮捕の報を待つ巻島のもとに飛び込んできたのは、孫の誘拐事件の発生。ワシから電話で呼び出され、巻島は山下公園へ。そこにやって来たのは、6年前の事件の被害者の父親・夕起也。巻島は、夕起也に刺されて重体に。病院へ運ばれる巻島の耳に、バッドマン逮捕の一報が伝えられる。決め手になったのは、指紋採取を拒否した不審者が、エンジをベージュと言ったこと。意識を取り戻した巻島は、病室へ謝罪に来た夕起也の妻・麻美に、涙を流して謝罪する。その数時間後、事件の被害者の母親の一人が、巻島に事件解決の礼を言いに来る。巻島は、深々と礼を返すのだった。
<ひとことreview> 1章が最高に面白く、グイグイと物語に引き込まれる。被害者救出より犯人逮捕という本音が見え隠れする警察の悪しき体質、他人の弱みにガンガンつけこんでいくメディアの凶暴性、そして、そのドタバタに翻弄される悲しき事件被害者たち。この小説のテーマの全てが、この1章には詰まっている。本筋は、2章以降。公開捜査という斬新な捜査手法を、娯楽性たっぷりに描いていて抜群の読み応え。しかし、警察の捜査のレベルの低さには、なんだかガッカリさせられる(まぁ、フィクションだけど)。とはいえ、「事件解決は被害者のため」という基本的なことを6年かけて取り戻した主人公・巻島の最後の涙には感動させられる。でも、この小説、詰めが甘くて不満もいっぱい。特に、凋落したあとの植草と未央子のシーンがないのは、どうにも解せない。クライマックスに巻島と夕起也の対峙をもってきたのも、テーマを考えれば悪くはないのだが、個人的には巻島VSバッドマンで盛り上げてほしかった。
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by inotti-department | 2005-08-12 02:26 | 小説ネタバレstory紹介
映画・小説・音楽との感動の出会いを、ネタバレも交えつつ、あれこれ綴っていきます。モットーは「けなすより褒めよう」。また、ストーリーをバッチリ復習できる「ネタバレstory紹介」も公開しています。
by inotti-department
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