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当ブログでは、「あの映画(小説)、一度観たんだけど、どういう話だったかが思い出せない・・・」とお困りの方のために、映画(小説)のストーリーを完全に網羅したデータベースを公開しております。詳しくは、カテゴリ内の「映画(小説)ネタバレstory紹介」をご参照ください。なお、完全ネタバレとなっていますので、未見の方はくれぐれもご注意ください。
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> 『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』 ~まるで○○○ドアのような・・・。~
e0038935_22293728.jpg満足度 ★★★★★★★☆☆☆(7点)

『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』(2005、米)
   監督 アレックス・ギブニー
   出演 ケン・レイ ジェフ・スキリング

1985年に設立されたアメリカの企業「エンロン」は、わずか15年で売上高全米7位の大企業に成長した。しかし2001年、エンロンの不正会計疑惑を報じた1つの新聞記事をきっかけに、その後たった2ヶ月でエンロンは倒産してしまった。巨大企業の内部では、何が起こっていたのか?エンロンはなぜ、崩壊してしまったのか?

久しぶりのドキュメンタリー映画鑑賞です。

この作品、アメリカで公開されたのは2005年なのですが、日本ではようやく昨年の11月に公開されました。

なぜやや遅れたタイミングでの公開となったのか?作品を観て、納得ができました。この映画を観ていると、イヤでもあの会社とあの元社長の顔がチラつきます。○○○ドア、○○エモン・・・。「経済」とか「会計」とか「不正」いう言葉に注目が集まっている今だからこそ、と配給会社も踏んだのでしょう。その戦略、正解だと思います。

とても興味深い映画です。内容の細かい部分は経済の難しい用語や手続きもチョコチョコ出てくるので全ては理解できませんでしたが、この映画の面白さはむしろ違うところにあります。「会社」というモンスターのような存在、そしてその中で働く人間たちの制御しきれないほどの欲望。映画は、「企業」と「人間」というものの本質に、鋭く迫ります。

私も「会社」という場所で働いている人間として感じることですが、「会社」というものは、常に成長しつづけなければ生き残れないという宿命を背負っているんですよね。どんな立派な企業も、どんな優れた会社も、少し気を抜けばすぐに失墜してしまう。「経済」とか「社会」という場所で生き残っていくということは、そんな厄介なことなのです。

この「エンロン」という会社の中で起こったことは、おそらく極端なことだったんだと思います。でも、多かれ少なかれ、同じような考え方は普通の一般的な会社にも存在するのではないでしょうか。少しでも売上を上げるために無茶をしたり。実態よりも自分たちの存在を大きく見せようとしたり。どんな会社だって、そういうことを考えない会社はありません。

そしてもうひとつ私が強く感じたのは、「経営」というものの恐ろしさです。「経営者」と言い換えてもいいかもしれません。

この「エンロン」の倒産で失業した人の数は2万人を超えるとのことですが、おそらくその中の大多数の従業員は、「エンロン」の不正会計の実態については知らなかったはずです。大きな権力を持ったひと握りの経営者たちによって進められた不正経営。そんな中で一生懸命働いていた従業員は、被害者以外の何者でもないでしょう。にもかかわらず、加害者側である役員たちだけがひと足先に自社株を売り抜けていたという事実には、同じ一般従業員である私としては怒りをおぼえざるを得ません。

○○○ドアの○○エモン元社長は、この映画を観たのでしょうか?彼は、どんなことを感じた(感じる)のでしょうか?おそらく彼なら、「やるなぁ、コイツら」とか「バカだなぁ、オレならもっとうまくやれる」とか、そんな風に感じるのでしょうね。そして、そういう考え方はきっと、企業というモンスターの中でナンバーワンになるためには、必要なたくましさでもあるのでしょう。

ただの善人・凡人でも生き残れないし、かといって行き過ぎた悪人・才人も潰されてしまう。会社とは、経営とは、本当に厄介なものですね。
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by inotti-department | 2007-04-01 22:57 | cinema
映画・小説・音楽との感動の出会いを、ネタバレも交えつつ、あれこれ綴っていきます。モットーは「けなすより褒めよう」。また、ストーリーをバッチリ復習できる「ネタバレstory紹介」も公開しています。
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