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当ブログでは、「あの映画(小説)、一度観たんだけど、どういう話だったかが思い出せない・・・」とお困りの方のために、映画(小説)のストーリーを完全に網羅したデータベースを公開しております。詳しくは、カテゴリ内の「映画(小説)ネタバレstory紹介」をご参照ください。なお、完全ネタバレとなっていますので、未見の方はくれぐれもご注意ください。
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> 『ロボッツ』 ~大人も楽しめるけど、やっぱり子供のほうが・・・~
e0038935_15161558.jpg満足度 ★★★★★★☆☆☆☆(6点)

『ロボッツ』(2005、米)
   監督 クリス・ウェッジ
   声の出演 ユアン・マクレガー ハル・ベリー

アニメーション映画を褒める言葉の常套句「大人も楽しめる映画です!」

確かに、アニメだから観客は子供ばっかりかなぁとか思って劇場へ行くと、ほとんど大人だけだったりして驚かされる。少なくとも、ここ日本においては、アニメは子供だけのものではない。

実際、宮崎駿の近年の作品なんか、子供が見たらどう思うんだろうって、すごく気になる。話を深読みしようと思えばいくらでもできるような難解で意味深なストーリー。「ハウル」なんか、わかったような気にはなれるけれど、実際に監督の意図を100%理解できた大人が、果たして何人いるだろうか。ましてや子供にとっては、さらに意味プーだろうに。少なくとも宮崎監督が、子供のためだけに映画を作っているとは、とても思えない。

しかし、そうは言っても、僕はこう断言したい。
「やっぱり、アニメは子供のもの!」

『ロボット』を観て、僕のその思いは、ますます確信に近いものになった。

さて、簡単なあらすじ。
貧乏な皿洗いロボットの家に生まれたロドニーは、両親の愛情を受け、貧しいながらも幸せに育てられた。ロドニーの憧れは発明家のビッグウェルド博士で、彼の夢は、博士のような偉大な発明家になって両親の生活を助けること。ロドニーは父親の後押しを受け、夢を叶えるために、博士に会いにロボットシティへと向かう。しかし、シティでは、中古ロボット一掃を目論むラチェットが力を持ち、ビッグウェルドは行方不明になっていた・・・。

<以下、ネタバレ含みます。未見の方、ご注意ください。>

CG映画を観るたびに思うんだけれど、アニメーション技術の進歩は、本当に目覚ましいものがある。慣れきってしまっているため、もはや驚くということは少ないのだが、この『ロボット』の映像レベルもやはり極めて高い。まず、それだけでも十分に観る価値はある。

テーマも良い。「夢を叶える」。シンプルだけれど、やはりこれって、子供にとっても大人にとっても永遠のテーマだ。特に、ロドニーの父親の使い方がうまい。音楽家の夢を諦め、皿洗いロボットとしての生活を送る父親。ロドニーは、そんな父親を尊敬しながらも、「自分はそうはなりたくない!」と勇気を出して街を飛び出していく。そして父親は、夢を叶えられなかった自分の分もと、息子の背中を優しく押してあげるのだ。これを観て、自分の人生と重ね合わせる大人の観客も少なくないではないだろうか。かくいう僕もそうでした(笑)

そう、大人も十分に楽しめる映画だ。出来も悪くない。
しかし、それでもやはり、どこか物足りなさを感じてしまう。
それは、僕が大人になってしまったからではないだろうか。

夢を叶えるために街を飛び出すロドニー。そこで、彼はたくさんの危機を迎える。夢を諦めそうにもなる。しかし、仲間に支えられ、彼は夢を貫き通す。そんな彼に周囲も刺激を受け、協力する。そして、夢の実現。家族も幸せに。めでたしめでたし。

絵に描いたような感動的なストーリー。しかし、不思議と心が揺さぶられない。それどころか、物語の底の浅さに、不満すら感じてしまう。

自分が子供のときは、どうだっただろう?こういう話が、いちばん好きだったような気がする。適度にコミカルで、適度にスリリングで、そして適度に感動できるような、そんなお話が。

でも、いまの僕は違う。ファンタジーや感動ドラマが好きなのは、いまも昔も変わらない。でも、何かプラスアルファや陰影のようなものがないと、単純に感動できなくなってしまったのは事実だ。

『ロボッツ』のようなおとぎ話を観ながら、ふとそんなことを考えてしまう自分に、少し寂しさをおぼえた。
ひょっとするとそれは、人生をガムシャラに突っ走る、主人公ロドニーに対する嫉妬だったのかもしれない。
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by inotti-department | 2005-08-25 10:56 | cinema
映画・小説・音楽との感動の出会いを、ネタバレも交えつつ、あれこれ綴っていきます。モットーは「けなすより褒めよう」。また、ストーリーをバッチリ復習できる「ネタバレstory紹介」も公開しています。
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