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当ブログでは、「あの映画(小説)、一度観たんだけど、どういう話だったかが思い出せない・・・」とお困りの方のために、映画(小説)のストーリーを完全に網羅したデータベースを公開しております。詳しくは、カテゴリ内の「映画(小説)ネタバレstory紹介」をご参照ください。なお、完全ネタバレとなっていますので、未見の方はくれぐれもご注意ください。
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2006年 02月 07日 ( 1 )
『ラヂオの時間』 ~着想が素晴らしい!~
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満足度 ★★★★★★★☆☆☆(7点)

『ラヂオの時間』(1997、日)
    監督 三谷幸喜
    出演 唐沢寿明  鈴木京香  西村雅彦



深夜のラジオ局。ラジオドラマの生放送を目前に、スタッフたちは慌しく動き回っていた。そんな中、突然、主演女優が言い出したワガママ。役名が、別れた愛人の奥さんと同名だから、違う名前に変更してほしいというのだ。さらに職業も女弁護士に変え、名前は「メアリー・ジェーン」にしろと要求してきた。彼女に頭が上がらないスタッフは、あっさり要求を受け入れてしまう。こうして、物語の舞台は、熱海からNYへ。しかし、むりやり設定を変更したことで、物語に無理が生じはじめて・・・。


三谷幸喜の映画監督デビュー作。

この映画をはじめて観たのは、高校時代。男友達6人とかで観に行って、みんなでゲラゲラ笑いながら観たんだよなぁ。いやぁ、あの頃はよか・・・って、失礼。話がそれました(笑)。

先日、テレビで久しぶりに『ラヂオの時間』をじっくり観た。たぶん4回目ぐらいだと思うんだけれど、何度観ても、やっぱり面白い。とっても良くできた映画だと思う。改めて、そう感じた。

もともとは、三谷さんの劇団「東京サンシャインボーイズ」の作品として、舞台で披露された物語らしい。確かに、ノンストップの暗転なし、深夜のラヂオ局という密室空間、セリフのやりとりで勝負する緻密な脚本など、映画よりもむしろ舞台向きの作品だと思う。なにせ、話自体は、おそろしく地味だもんねー(笑)。深夜のラヂオ局でのドタバタ劇。どうでもいいっちゃあ、どうでもいい(笑)。

でも、面白い!なにがって、やっぱり着想が素晴らしいんだよね。三谷幸喜の何がスゴイって、とにかく物語をつくる上でのアイデアのユニークさ。あらすじ聞いただけで笑えてきちゃうような、その着想・思いつきが素晴らしい。

たぶん、三谷さん自身も、こういう苦い経験があったんだろうなぁ。自分の書いたホンが、役者のワガママや、スタッフ・スポンサーの都合でどんどん変えられていく。「こんなことなら、スタッフロールから自分の名前を外してほしい!」そんな辛い思いをいろいろしてきたことが、この着想の出発点だったのではないだろうか。

でも、ナンダカンダで、最後にはみんながひとつになっちゃうあたりが三谷脚本のいいところ。登場人物はどいつもこいつもいい加減で、自分勝手なんだけど、なんだか憎めない。そして、最後には、結局協力しあってドラマを完成させる。『THE有頂天ホテル』もそうだけど、群像劇を操らせたら、やっぱりこの人の右に出る人はいない。

もうひとつ印象に残ったのが、西村雅彦。素晴らしい演技。彼のキャリアの中でも、この『ラヂオ』での演技は、ベストワークの1つなんじゃないかな。中間管理職の哀愁と、ラヂオマンとしての誇り。情けなくてカッコ悪いようで、でも、締めるところは締める。緩急織り交ぜたこの芝居は、なかなか誰にもできるもんじゃない。

三谷作品で西村雅彦の姿を見なくなってもうずいぶん経つけれど、やっぱり彼には三谷脚本の中でおもいっきりはじけてほしい!なんで起用されなくなったのか真相は知らないけれど、あのコンビのこと、何か壮大なクダラナイ計画を企んでいるような気がするんだけれど(笑)。

とにもかくにも、とても面白いコメディ映画だと思います。ご興味のある方は、ぜひDVDでどうぞ!
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by inotti-department | 2006-02-07 21:42 | cinema
   
映画・小説・音楽との感動の出会いを、ネタバレも交えつつ、あれこれ綴っていきます。モットーは「けなすより褒めよう」。また、ストーリーをバッチリ復習できる「ネタバレstory紹介」も公開しています。
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