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当ブログでは、「あの映画(小説)、一度観たんだけど、どういう話だったかが思い出せない・・・」とお困りの方のために、映画(小説)のストーリーを完全に網羅したデータベースを公開しております。詳しくは、カテゴリ内の「映画(小説)ネタバレstory紹介」をご参照ください。なお、完全ネタバレとなっていますので、未見の方はくれぐれもご注意ください。
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<   2006年 02月 ( 55 )   > この月の画像一覧
<タ>
・タッチ(2005、日)  ★★★★★★☆☆☆☆(6点)
     監督 犬童一心
     出演 長澤まさみ  斉藤祥太  斉藤慶太
<story> 双子の兄弟、上杉達也・和也と、お隣の浅倉南の3人は幼馴染。幼少の頃からいつも一緒だった3人の共通の夢は、甲子園へ行くこと。和也は、野球部のエースとして、夢に向かって一直線。南は、それを支えるマネジャー。一方、達也は、ボクシングをはじめる。和也が予選決勝進出を決めた日、達也はボクシングで敗戦。落ち込む達也に、南はキスをする。動揺する達也に、南は「達ちゃんだからキスしたんだよ」と告げる。南に想いを寄せる和也は、その会話を聞いてしまいショックを受ける。決勝前夜、和也は南に「キスして」と強引に迫るが、南は拒む。試合当日。和也が球場に現れない。和也は事故に遭い、帰らぬ人となってしまったのだ。時が流れ、達也は野球部のキャプテンから誘われ、野球部に入部。しかし、母は「和也のために生きることはない!」と強く反対する。反対を押し切って試合に出場する達也だが、登板した試合でメッタ打ちにあい、野球を諦める。南は激怒するが、達也は戻らない。南も、マネジャーを辞める。しかし、達也は友人の原田から喝をいれられ、復帰を決意。そして、決勝へ。奮闘する達也を応援するため、南は球場へ走る。母も、テレビで達也を応援。達也は、和也得意のスライダーでライバル新田を三振にとり、甲子園出場を決める。達也は「上杉達也は浅倉南を愛しています。世界中の誰よりも」と告白するのだった。
<ひとことreview> 国民的大人気マンガの、実写映画化。「なぜいまさら!?」との思いは見終えたいまも消えないが、出来は案外悪くない。キャラクターたちの絶妙な”間”が持ち味のあだち充テイストとは全く別物だが、一本の青春映画としては十分に魅力的だ。作品がもつ素材の面白さを、うまく活かしていると思う。”長澤版南ちゃん”は堂々たるもの。難しい挑戦を難なく乗り切り、女優としてさらにステップアップした。一方、斉藤兄弟はもうひとつか。特に、和也と達也それぞれの個性の違いがあまり明確でなかったのは残念だった。
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by inotti-department | 2006-02-21 12:31 | 映画ネタバレstory<サ・タ>
<チ>
・父親たちの星条旗(2006、米) ★★★★★★★★★☆(9点)
  監督 クリント・イーストウッド
  出演 ライアン・フィリップ アダム・ビーチ
<story> 小さな葬儀屋を営む男・ドク。病で倒れ、今まさに最期の時を迎えんとする彼こそは、1945年硫黄島の激戦を生き抜いた”英雄”のひとり。しかし、ドクは生涯、その戦いについて口を開こうとはしなかった。硫黄島で撮られた、1枚の写真。6人の兵士たちが1本の星条旗を山の頂上に立てているその写真は、アメリカ全土に知られ、ドクを一躍英雄にした。その写真の裏に秘められた真実に、ドクの息子が迫る・・・。1945年2月、その星条旗は硫黄島に立てられた。その姿を収めた写真に写された兵士は、マイク、フランクリン、ハンク、レイニー、アイラ、そしてドクの6人。その写真は、アメリカ国民に戦争の勝利を印象付けたが、実際には硫黄島での戦闘はその後35日間続き、結局生きて帰ったのはレイニー、アイラ、ドクの3人だけだった。3人を待っていたのは、彼らを英雄に祭り上げようとする政府の企みだった。戦争の長期化により、アメリカ政府の財政は破綻寸前。危機を脱するためには国債を大量に売るしかなく、そのために政府はドクら3人をキャンペーンに利用しようと企てたのだった。3人は、アメリカ全土をキャンペーンで回り、各地で熱狂的な歓迎を受ける。レイニーは、彼女とも結婚し、英雄視されもてはやされる毎日を満喫する。一方、インディアンのアイラは、戦争で失った友のことを忘れられず、英雄扱いされる異常な日々に違和感を感じ続ける。そしてドクは、時折硫黄島での悲惨な記憶に苛まれながらも、沈黙を守り静かにキャンペーンに参加しつづける。アイラには、ずっと納得できないことがあった。写真に載っている6人のうちの1人はハンクと伝えられているが、実はハンクではなくハーロンだったのだ。そんな中、ドクら3人と、死んだ3人の母親が顔を合わせるイベントが開催される。アイラは、尊敬するマイクの母親と抱き合ったまま、ただただ泣きつづける。そしてドクは、ハンクの母親から「ここに写っているのは本当に息子?」と尋ねられるが、真実を伏せ静かに頷く。あの写真には、実は隠されたもうひとつの真実があった。もともと、その写真が撮られる少し前に、既に旗は立てられていたのだ。しかし、そこに1人の政治家が現れ、「あの旗を記念に欲しい」とワガママを言い出したのだ。そこで、その旗は降ろされ、急遽もう1本の旗が立てられた。そのときに撮られたのが、ドクら6人の写ったあの写真だったのだ。アイラは、英雄扱いされる毎日を受け入れられず、酒でフラフラになりながらキャンペーンをこなしていくが、ついにクビを言い渡され、再び戦場に戻る。その後は、ドクとレイニーの2人でキャンペーンを回り、やがて終戦を迎えるのだった。戦争が終わると、世間は英雄の存在を次第に忘れ始める。レイニーは、キャンペーン中に多くの財界人から名刺をもらっていたが、誰にも相手をしてもらえず、ビルの清掃人としてその生涯を終える。アイラは、終戦の数年後、ヒッチハイクでハーロンの父親のもとを訪ね、写真についての真実を伝える。一方でハンクの母親にもマスコミ経由で真相が伝えられ、その後彼女は一切のセレモニーに呼ばれなくなってしまうのだった。アイラはその後、酒酔いで転倒し、人生に幕を下ろした。そしてドクは、戦争に関して一切口を開かないまま、今まさにその生涯を終えようとしていた。息子が唯一知っているのは、ドクが終戦の数年後に、ある女性のもとをこっそりと訪ねたこと。その女性は、ドクが共に硫黄島で戦ったイギーという兵士の母親だった。彼は、イギーを悲惨な形で死なせてしまったことが、ずっと忘れられずにいたのだった。死ぬ間際にも、彼はうわ言のようにイギーの名を繰り返し呼びつづけた。最期に、ドクは硫黄島の海岸で戦友たちと子供のようにはしゃいだ思い出についてのみ語り、息をひきとるのだった。
<ひとことreview> イーストウッド硫黄島2部作の”アメリカ編”。世間では、そしてアメリカでは”日本編”である『硫黄島からの手紙』のほうが称賛されているようだが、僕は断然こちらを推す。ミステリー的要素も兼ね備えたストーリーの面白さ、登場人物の心理に深く深く迫る圧倒的な心理描写、戦争をとりまく社会の矛盾をクールに捉える切れ味鋭い視点。どれをとっても素晴らしい、ハイクオリティな傑作だ。僕が特に唸ったのは、そのパーフェクトな構成力。戦闘シーンと戦後のキャンペーンと現代のインタビューの織り交ぜ方が、ものすごく巧みなのだ。写真の裏に秘められた真相を、映画の終盤でサラっと明かすクールな語り口も素晴らしい。ラストにながれるドクの息子のナレーション、「もし彼らを英雄と思うのならば、彼らのありのままを心に記憶しよう」に心の震えが止まらなかった。

・チャーリーとチョコレート工場(2005、米)   
                 ★★★★★★★★☆☆(8点)
     監督 ティム・バートン
     出演 ジョニー・デップ  フレディ・ハイモア
<story> 貧しくも温かい家庭に育った少年・チャーリー。そんな彼のもとに、ある日ビッグニュースが。世界一のチョコレート工場を経営するウィリー・ウォンカが、チョコレートの中に隠された”ゴールデン・チケット”をゲットした5人の子供を、工場に招待すると発表したのだ。誕生日プレゼントで両親からチョコをもらい、期待をもって開けるも、中はハズレ。ジョーおじいちゃんの小遣いで買ったチョコもハズレ。諦めかけるが、道端で拾ったお金で買ったチョコで、見事、チャーリーは最後のチケットを手に入れる。工場の見学を許された5人は、付き添いの家族とともに中へ。そこで待っていたのは、風変わりな工場主ウォンカと、中で働く謎の小人ウンパ・ルンパ。5人の中の1人だけに特別賞が与えられるとあって、チャーリー以外の4人は勝手な行動をとる。そんな4人にウォンカは次々にお仕置きし、最後にチャーリーだけが残される。ウォンカは、チャーリーを自分の後継者にしたいと申し出る。しかし、工場に住むと家族と離れ離れになってしまうため、チャーリーはそれを断る。それを機に、ウォンカの運気は下り坂。商品もあたらず、経営が苦しくなってしまう。ウォンカは、チャーリーの前に再び姿を現す。チャーリーは、ウォンカにも家族の素晴らしさを教えようと考える。ウォンカは、父親から厳しく育てられ、絶縁関係になって以来、”両親”という言葉すら発せなくなってしまったのだ。2人は、ウォンカの父親が経営する歯医者を訪れ、ウォンカは父親と和解する。ウォンカは、チャーリーと共同で工場の経営をすることに決め、チャーリーは家族みんなで幸せに、”甘~い”生活をつづけましたとさ。
<ひとことreview> 最高に笑えて、最高に楽しいファンタジー。ストーリーがどうこうというよりも、とにかくチョコレート工場の描写が素晴らしい。CGの正しい使い方の見本のような映画だ。ウンパ・ルンパの奇妙な動きは爆笑ものだし、ウォンカのキャラクターも実にユニークで魅力的。ジョニー・デップの見事な怪演は、アカデミー賞ものだ。”家族”をキーワードにしたメッセージは極めてシンプルだが、その切り口がブラック・ユーモアに溢れているあたりが、バートン作品の真骨頂。声高なメッセージよりも、よっぽど心に届いてくる。いっぱい笑えて、それでいて心温まる、愛すべき傑作ブラック・ファンタジーだ。
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by inotti-department | 2006-02-21 12:31 | 映画ネタバレstory<サ・タ>
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by inotti-department | 2006-02-21 12:30 | 映画ネタバレstory<サ・タ>
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・電車男(2005,日)  ★★★★★★☆☆☆☆(6点)
     監督 村上正典
     出演 山田孝之  中谷美紀  国仲涼子  佐々木蔵之介  
<story> 「アキバ系」のオタク青年のもとに、ある女性からティーカップが届く。その数日前に、彼女が電車で酔っ払いの男に絡まれていたのを、青年が救ったのだ。初めて届く女性からの贈り物に浮き足立った青年は、”電車男”の名前で2ちゃんねるにこのエピソードを書き込む。2ちゃんねるの住人たちは最初は本気にしないが、そのカップが高級ブランド”エルメス”のものだったことを知り、俄然色めき立つ。彼女を”エルメス”と名付け、お礼の電話をかけるように電車男にアドバイスする。食事の約束を取り付けることに成功した電車男に、住人たちは、食事の日までにカッコイイ男に変身するように命じる。美容院へいき、メガネをコンタクトに変え、オシャレな洋服を買う電車男。その甲斐あってか、初デートは成功に終わり、その後2人は仲を深めていく。交際はトントン拍子に進み、あとは告白あるのみ。しかし、勇気が出ない。さらに、エルメスと自分の吊り合わなさに自信を喪失し、ついには彼女を諦めようとする。しかし、そんな電車男に、2ちゃんねるの住人たちは熱いエールを送る。「がんばれ!おまえにはおれたちがついている」エルメスのもとへ走る電車男。一方、エルメスも、パソコンが買いたいという自分のために、電車男が手作りで作ってくれたパソコン選びのカタログ集を見て、彼の優しさを改めて感じていた。彼女が秋葉原へ向かったと知り、電車男も秋葉原へと走る。道中、コンタクトもおしゃれなシャツも落とし、ガンダムのTシャツにメガネの「アキバ系」姿でエルメスと向かい合う電車男。震えながら想いを告白する電車男を、エルメスは優しく抱き締め、受け入れる。そして、想いを貫いた電車男の姿に勇気をもらい、2ちゃんねるの住人たちもまたそれぞれの生活の中で、新しい世界へと踏み出していくのだった。
<ひとことreview> 大ベストセラーの映画化。電車男と2ちゃんねる住人たちの奇妙な友情の形がとてもユニーク。「おまえにはおれたちがついている」など、思わず感動させられるシーンも少なくない。ただ、デートシーンなど恋愛部分は、観ているこっちが恥ずかしくなるほど幼稚で陳腐。もう少し、友情部分をたくさん見たかった。電車男がメガネにガンダムTシャツの「アキバ姿」で告白するラストシーンは、映像ならではの感動があって素晴らしい。

・デスノート 前編(2006、日) ★★★★★★★★☆☆(8点)
   監督 金子修介
   出演 藤原竜也 松山ケンイチ
<story>ノートに相手の名前を書くだけで、その者を殺すことのできる「デスノート」。偶然そのノートを手に入れた大学生の夜神月は、犯罪のない世界を実現させるため、次々に凶悪犯罪者の名前をノートに記し、殺していく。世間は、一連の事件の首謀者を「キラ」と名付け、巷にはキラ崇拝者が溢れ出す。月は、恋人の詩織の前でキラを絶賛するが、詩織はキラのやり方は間違っていると批判する。ICPOは、一連の事件は何者かの仕業による連続殺人事件であると断定し、天才的な推理力を持つLを日本へ派遣する。事件捜査のリーダーで、月の父である総一郎は、姿を見せずに捜査を陰から操るLに対して不快感を募らせる。しかし、Lは独自の推理を展開し、事件の発生場所・時間の傾向から、キラは東京の大学生であると断定する。さらに、捜査の情報がキラに筒抜けであることから、キラは捜査関係者の身内である可能性が高いと推理する。こうして、月のもとにも、FBIの尾行がつくようになる。尾行している捜査官の名前が「レイ」であることを知った月は、さらにレイを脅して他の全潜入捜査官の名前も入手し、レイをはじめ捜査官全員をデスノートで殺す。キラの手強さを感じたLは、ついに姿を現し、総一郎らと協力して推理を改めて組み立てる。一方、レイの婚約者・ナオミは、復讐を誓って独自の捜査を開始し、レイが尾行を担当していた月こそキラであると確信する。その頃、Lもまた、捜査員全員の死亡時の映像を分析し、レイの死に方だけが異質であったことに気付き、容疑を月に絞り込む。しかし総一郎は、自分の息子がキラであるという推理にどうしても納得ができない。Lは、月の部屋に隠しカメラを設置し、1週間監視する。しかし、月に不穏な動きが見られないまま、事件は起こる。監視されていることに気付いた月は、ポテトチップスの袋の中に小型テレビを隠し、そこから犯罪者の名前を入手し、デスノートによって静かに犯行を成し遂げたのだった。一方、ナオミは詩織を誘拐し、月を呼び出す。月は、自分がキラであることを改めて否定するが、ナオミは聞く耳を持たず、詩織を撃ってしまう。自責の念にかられ、その後すぐに自殺するナオミ。悲しみに泣き叫ぶ月。この模様をカメラで見ていた総一郎は、月がキラ事件とは無関係であることを確信し、Lを責める。しかし、ナオミの死も、そして詩織の死までも、全ては月がデスノートに指示したものだった。周囲の同情を利用し、捜査陣の仲間に自分を加えるよう父親に願い出る月。総一郎は戸惑うが、Lは歓迎する。月の前に姿を現したLの片手には、ポテトチップスの袋が握られていた。Lは、月への疑いを、さらに強めていた。
<ひとことreview>少年ジャンプの超人気コミックの映画化。といっても、僕はその存在を全く知らなかったので、極めてフラットな状態で映画を楽しむことができた。いやぁ驚いた、まさかここまで面白いとは。まずはアイデアの勝利。「ノートに名前を書いて相手を殺す」というのは、ありそうでなかったスリリングなアイデアだ。月VSLの頭脳戦も、見応えタップリ。ノートの存在も推理の展開も「マンガ的」と片付けてしまえばそれまでだが、表面的には破綻が全くないため、物語の骨格がしっかりとしていて安定感がある。後編への期待の持たせ方としては、これ以上ない最高の形と言っていいだろう。
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by inotti-department | 2006-02-21 12:29 | 映画ネタバレstory<サ・タ>
<ト>

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by inotti-department | 2006-02-21 12:28 | 映画ネタバレstory<サ・タ>
映画ネタバレstory紹介を開設しました!
1回観たはずの映画なのに、どんな話だったかが思い出せない。
大体の展開は覚えてるんだけど、どんな終わり方だったのか記憶がない。

こんなもどかしい経験をしたこと、ありませんか?

自慢じゃないけど、私はしょっちゅうです。
劇場で観たときに面白かったから友達にDVDで観るように勧める。すると、友達がDVDで観てくれて「面白かったよ~!」って、嬉しそうに細かいエピソードを語り始める。でも、観てから半年経ってしまった私には、ほとんどストーリーの記憶がない。「そうだったっけ?忘れちゃったなぁ」あるのは、「面白かった」という記憶だけ。こんな経験です。

この<映画ネタバレstory紹介>は、そんなお悩みをお持ちの方のためのコーナーです。
1回観た映画のstoryを簡単におさらいしたいときに、どうぞご活用ください。

ただ、ひとつだけ注意点があります。そういうコーナーの性質上、やはりネタバレは避けられません。というより、ネタバレだけで出来ているといっても過言ではありません。

ですので、これからその作品を観ようと思っている方は、事前に読まれないことをオススメいたします。あくまでも、予習ではなく復習のためにお使いいただければ、と思います。

あいうえお順に並んでおりますので、簡単に探せるようになっています。どんどんタイトル数を増やせるように、がんばって更新します。

ただ、人間の記憶というのは曖昧なものですので、細かい点で間違いなどありましても、どうかひとつ大目にみてくださいね(笑)
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by inotti-department | 2006-02-21 12:25 | 映画ネタバレstory<ア・カ>
<ア>
※完全ネタバレでstoryを紹介しております。未見の方はご注意ください。

・愛についてのキンゼイ・レポート(2004、米・独)  
                    ★★★★★★☆☆☆☆(6点)
     監督 ビル・コンドン
     出演 リーアム・ニーソン  ローラ・リニー  クリス・オドネル
<story> 生物学者のキンゼイ博士は、妻のクララに支えられ、タニバチの研究に没頭していた。しかし、クララとの性体験や、学生からの性にまつわる相談に応じているうちに、彼は次第にSEXに興味を抱くようになる。キンゼイは、性に関する講義を開始。学生たちの間で話題になる。キンゼイは、いよいよ本格的に研究をはじめる。しかし、研究しようにも、データがない。性体験に関しては、当時のアメリカではまだまだタブーだったからだ。そこでキンゼイは、助手たちと一緒に、面接による実態調査を開始する。財団からの資金援助も勝ち取り、面接はどんどん詳細なものになり、同性愛者へのインタビューも積極的に行われる。しかし、研究にのめりこみすぎるあまり、キンゼイ自ら同性愛を体験してしまう。そのことを正直にクララに話したことから、夫婦の間に亀裂が生まれる。ついに、キンゼイは本を発表。第1弾は、男性版だ。レポートは、衝撃をもって迎えられる。キンゼイの調査はさらに進められ、つづいて第2弾の女性版を発表。しかし、こちらは賛否両論。また、SEXの実態を撮影するなど、その調査手法にも疑問の声が。バッシングを浴びるキンゼイを、クララはやさしく支える。しかし、心労が重なったキンゼイは、持病の心臓病で倒れてしまう。なんとか一命をとりとめるが、財団は援助打ち切りを発表する。失意のキンゼイのもとに、ある女性から手紙が届く。彼女は、同性愛に対する偏見に、ずっと苦しんできた女性。しかし、キンゼイ・レポートによって、自分が異常なわけじゃない、ということがわかった。だから、自分にとってはキンゼイ博士が命の恩人である、とその手紙には書かれていた。「愛というものだけは科学できない」という結論に至ったキンゼイだが、彼女の言葉によって、勇気を取り戻す。そして、愛する妻とともに、残された人生を前向きに生きていくことを決めたのだった。
<ひとことreview> キンゼイ博士は、実在の人物。この「キンゼイ・レポート」は、実際に大ベストセラーになった有名な報告なのだという。その内容の興味深さが、この映画の最大の面白さ。僕としては、キンゼイの人物像や周囲の人々との人間模様も確かに面白かったけれど、もっと研究の内容を知りたかった。だって、随所で描かれるインタビューの内容が、めちゃめちゃ面白かったものだから。同性愛など、”アブノーマル”とされる行為に対するやさしい視線が、温かくてとても良い。ただ、映画の内容自体には、中途半端な部分も多かった。「夫婦愛」「同性愛」「キンゼイ・レポート」全てを描こうとして、どれもきちんと深く描ききれなかった気がするのだ。僕としては、しつこいようだが、とことんレポートの内容を教えてほしかったと思う。

・『愛の流刑地』(2007、日)  ★★★★★☆☆☆☆☆(5点)
   監督 鶴橋康夫
   出演 豊川悦司 寺島しのぶ
<Story> 子供を3人もつ主婦・入江冬香が、情事の最中に愛人に首を絞められて殺された。逮捕されたのは、作家・村尾菊治。女性検事の織部は、殺意ある計画殺人と確信し、菊治を追い詰める。一方、弁護士の北岡は、「殺して」と頼まれたから殺した「嘱託殺人」であるという線で裁判を戦おうとする。しかし、菊治はそのどちらの言葉にも、空虚なものを感じていた・・・。菊治が冬香と出会ったのは、京都で知り合いの女編集者から、菊治の大ファンとして紹介されたのがきっかけだった。おしとやかで素朴な冬香の佇まいは、菊治の心を捕らえて離さなかった。東京に戻った菊治は、メールで冬香に執拗にアプローチし、再会に成功する。最初は拒む冬香だったが、菊治の強引な求愛に、ついに体を許してしまう。その後も、わずか2時間のデートのために、繰り返し京都を訪れる菊治。2人は、時間を惜しむように激しく体を重ねる。また、菊治はもうかれこれ10年ほど小説を書くことのできないスランプに悩まされていたが、冬香と会うことで新作恋愛小説をどんどん書き進めることができた。やがて、冬香は夫の転勤を理由に東京へ引っ越してくる。週に何度も会うようになる2人。その頃から、冬香はセックスの最中に「殺して」と嘆願するようになる。「死んでもいいぐらい幸せ」と繰り返す冬香。そしてついに、花火大会の夜、菊治はセックスの絶頂時に冬香の首を絞めて殺してしまう。自首する菊治。計画殺人の線で取調べを続ける織部だが、次第に、冬香の命を賭した愛の深さに共感し始める。織部もまた、妻子ある男性と不倫中の身であり、叶わぬ愛に悩み苦しむという意味では冬香と同じ立場にあったのだ。法廷の席で、「あなたは死にたくなるほど人を愛したことがあるんですか!?」と菊治に言われ、織部は何も言い返すことができない。菊治は、裁判でどんなに争ったところで、菊治と冬香の愛の深層を誰も理解するいことはできないと感じ始めていた。そして、判決が下る。懲役8年。菊治は、静かに刑を受け入れる。刑務所の菊治のもとに、冬香の母親から小包が届く。中に入っていたのは、冬香にサインして渡した菊治の本。そこには、冬香が菊治に宛てた手紙が挿んであった。手紙を読み、全てを理解する菊治。冬香は、最初から菊治に殺されるつもりだったのだ。菊治を殺人者として刑務所に閉じ込めることで初めて、冬香は菊治とずっと繋がっていられると考えたのだ。菊治は、「自分はやはり選ばれた殺人者だったのだ」と悟るのだった。
<ひとことreview>新聞連載時から話題になっていた渡辺淳一原作小説の映画化。激しい性描写が公開前から話題になっていたが、オープニングからいきなり脱ぐ、脱ぐ。あまりの脱ぎっぷりに、途中からあまり色気を感じなくなってしまったなどと言っては、あれだけ熱演した寺島しのぶに失礼か。ストーリーは、裁判などでは語ることのできない愛の深さを徹底的に描いていく。しかし、僕にはそんなこの映画が、すごく浅いものに感じられたのだが。
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by inotti-department | 2006-02-21 12:25 | 映画ネタバレstory<ア・カ>
<ウ>
・宇宙戦争(2005,米)  ★★★★★★☆☆☆☆(6点)
     監督 スティーブン・スピルバーグ
     出演 トム・クルーズ  ダコタ・ファニング  ティム・ロビンス
<story> 別れた妻から息子のロビーと娘のレイチェルを預かったレイ。すると突然、空に激しい雷鳴が轟きはじめる。雷に乗って地球に降り立った異性人たちは、地中奥深くに昔から埋められていた”トライポッド”を操り、人間を次々に殺しはじめる。彼らはずっと地球を監視しつづけ、侵略の時機を待っていたのだ。レイは、子供たちと逃げながら、妻の待つボストンへと向かう。しかし、息子のロビーは、逃げてばかりで戦おうとしないレイに反発し、異性人を倒すために戦地へと突っ込んでいく。レイとレイチェルは、オグルビーという謎の男と出会い、匿ってもらう。しかし、そこにも異性人の魔の手が忍びより、オグルビーは向かっていく。さらに逃げるレイ。トライポッドに飲まれそうになりながらも、火炎瓶で反撃して娘を守る。そしてついに、ボストンに到着。すると、あれだけ猛威をふるっていたトライポッドはおとなしくなっており、枯れてしまっていた。理由もわからないまま、レイは妻の家へ。出迎える妻。そこにはロビーの姿も。抱き合う家族。異性人は、地球の空気を吸ったことにより、枯れてしまったのだ。彼らを倒したのは、地球に住み、人類と共生する無数の微生物たち。人類を救ったのは、人類の知恵や勇気ではなく、地球の持つ偉大な力だったのだ。
<ひとことreview> 駄作と悪評高い、スピルバーグの超大作。カタルシスのない地味なストーリー展開、そして失笑もののラストのオチ。確かに欠点は多いが、テーマはなかなか興味深い。本当の危機が迫ったとき、私たちは戦うべきか?逃げるべきか?この映画の主人公は、ひたすら逃げることを選ぶ。ロビーとオグルビーから何を言われようとも、レイは家族を守るため、武器を取ろうとはしない。暴力に暴力で立ち向かっても、さらなる悲劇を生むだけだ。ラストのメッセージも同じだろう。人類の知恵よりもずっと偉大な、地球の持つ力に敬意を払おう。「9.11」後のアメリカで、こういう映画が生まれたことに、なんだか希望のようなものを感じる。問題は、そのある意味で地味なメッセージと、娯楽大作としての期待のされ方に、大きなズレがあることなのだ。そしてそれは、娯楽監督スピルバーグが抱える、永遠のテーマといえるかもしれない。

・運命じゃない人(2005、日)  ★★★★★★★★☆☆(8点)
    監督 内田けんじ
    出演 中村靖日 霧島れいか 板谷由夏
<story> 恋人のあゆみが家を出て行ってしまって半年。いまだに失恋の傷から抜け出せない宮田だが、親友の神田のナンパがきっかけで、真紀という女性と出会う。真紀もまた、婚約者と別れ、深い悲しみの中にいた。帰る場所のない真紀を、宮田は自宅へ連れ帰る。するとそこに突然、置きっ放しだった荷物を取りにあゆみがやってくる。突然の訪問者に、真紀は部屋を出て行ってしまう。あゆみを残して、真紀を追いかける宮田。想いはうまく伝わらないが、執念で真紀の電話番号をゲットする――。一方、その数時間前、探偵の神田はあゆみの訪問を受けていた。彼は、あゆみの正体が結婚詐欺師だという事実をつきとめていた。あゆみは、現在の恋人であるヤクザの組長・浅井のところから2000万円を奪って逃げてきたところだった。あゆみの目的は、国外逃亡。しかし、そのためには、宮田の部屋からパスポートを取ってこなければならない。そこで、合鍵をもつ神田のもとを訪ねたのだった。神田は、渋々了承して、あゆみとともに宮田の部屋へ。しかし、ヤクザの怖さを知る神田は、あゆみを説得して、現金の入ったカバンはコッソリ浅井組の事務所の前に返す。あゆみと別れ、宮田と待ち合わせたレストランへ行く神田。宮田のために、隣の席でひとり泣いていた真紀をナンパする。すると、そこには浅井組の追っ手の姿が。捕まる神田。浅井のもとへ行くと、そこにはあゆみの姿もあった。2人とも、捕まってしまったのだ。現金の入っているはずのカバンを開けると、その中身は女性ものの下着。呆然とする神田を、浅井は解放する。神田は気付く。宮田の部屋に入ったときに、あゆみが中身をすりかえたのだ、と。ということは、現金は宮田の部屋に!?急いで宮田のもとへ走る神田。真紀の電話番号をゲットして上機嫌の宮田を無視して、部屋を調べる神田。しかし、部屋から現金は消え去っていた――。一方、その数時間前、浅井は。あゆみが大金を奪って逃げたことを知り、ショックを受けていた。しかし突然、謎の男(神田)がカバンを置きに戻ってきた。中身は下着、そして神田の名刺。神田の事務所に侵入した浅井は、あゆみの正体を知る。さらに、宮田という青年も被害にあっていたと知り、彼の部屋にも侵入する。しかし、そこに宮田と真紀が帰ってきて、浅井は慌ててベッドの下に隠れる。部屋に入った真紀が、なんとなく隅に置かれたカバンを覗くと、なんと中には2000万円が。パスポートを取りに侵入したあゆみが、神田の目をごまかすために、いったんそこに隠していったのだ。突然の幸運に、慌てて自分のカバンに現金を移す真紀。そこに現れたのは、荷物を取りに来たというあゆみ。真紀は現金を自分のカバンにしまい、部屋を出て行く。何も知らずに追いかける宮田。一方、現金を回収にきたあゆみは、お金が消えていることに驚く。そして、ベッドの下から現れる浅井。何が何だかわからないまま、あゆみは浅井に捕まり、事務所へ――。翌朝。宮田はさっそく真紀に電話をかけてみるが、番号は繋がらない。お人よしの宮田は、真紀が現金を持って逃げたことなど全く知る由もない――。一方、突然、大金を手にした真紀の心は揺れていた。自分をやさしく介抱し、追いかけてきてくれた宮田の誠実さ。このままこの2000万円でひとりで生きていくべきなのか、それとも・・・。真紀は、決心する。彼女はカバンを抱え、宮田の部屋へ向かうのだった。
<ひとことreview> 2005年日本映画界、最大の収穫。練りに練られた設計図のような巧妙な脚本。素晴らしい。「あ、あのとき、あの人はあそこにいたんだ」というのが、映画が進むにつれてだんだんと明らかになっていくのが面白い。ラストも、「あ、こういう終わり方なんだ」っていうぐらいナチュラルなんだけど、それが逆にこの映画らしくてとても良い。最後に登場する宮田の同僚(映画の冒頭で、翌朝宮田の家に行く約束をしていたのだ)が、すぐには誰だったか思い出せないぐらい、濃密なある一夜の物語。見事なアイデア、見事な脚本。文句なしに面白い!
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by inotti-department | 2006-02-21 12:24 | 映画ネタバレstory<ア・カ>
<イ>
・硫黄島からの手紙(2006、米) ★★★★★★★★☆☆(8点)
   監督 クリント・イーストウッド
   出演 渡辺謙 二宮和也 伊原剛志
<story>1945年、硫黄島。アメリカ軍の上陸が近づいてくる中、日本軍は疲弊しきっていた。そんな中、新しい司令官として、栗林中尉が島に到着する。アメリカでの生活経験を持つ栗林は、欧米流の合理的な考え方の持ち主。到着早々、兵隊の西郷に体罰を加える上官に「体罰は止めろ」と命じ、さらに海岸沿いの穴掘りを「無駄な仕事」として即刻やめさせる。西郷は、そんな栗林を尊敬の眼差しで見つめるが、一方で軍の上層部の中には快く思わない面々も数多くいた。そんな中、ロス五輪の馬術競技で金メダルを取った西中佐は、数少ない栗林の協力者の1人だった。栗林の作戦は、海岸は放棄し、戦力を後方に温存しながら米軍を迎え撃つというもの。戦力も乏しく、陸海空軍間の連携も全く取れていない状況では、少しでも長く戦いを続けるためにはこれしか手はないと考えていた。開戦を前に、栗林は部下たちに「命を捨てるな。生きろ」というメッセージを伝える。そしていよいよ、米軍が島に上陸。栗林の作戦は最初こそ功を奏すが、次第に兵が尽き始める。西郷の部隊も、彼と清水だけを残して全滅してしまう。清水は当たり前のように自決を提案するが、西郷は栗林の言葉通り生き延びることを選び、渋々同意した清水と共に、持ち場である擂鉢山を離れ別の部隊に合流する。栗林に反意を抱く伊藤は、そんな西郷の姿を見て、自決せずに持ち場を離れたことを激しく非難する。伊藤は西郷を処刑しようとするが、そこに現れた栗林はそれを止める。納得できない伊藤は、栗林の待機命令を無視して1人で前線へと突き進んでいくが、途中で恐怖のあまり怖じ気付き、死んだフリをして身を隠すことにする。西郷と清水は、西が率いる部隊と合流する。途中で捕獲した米兵捕虜を、清水は即刻殺そうとするが、西はそれを止める。そして、米兵に対して英語で話しかけ、コミュニケーションをとるのだった。翌朝、米兵は負傷が悪化し死んでしまう。西は、米兵の荷物の中にあった母親からの手紙を翻訳して兵たちに聞かせる。そこに書かれていたのは、彼らの母親たちと全く同じ、我が子の無事を願う母親の愛の言葉だった。清水は、米兵はただの鬼畜だと思っていた自分の考えは間違っていたことに気付く。彼は、危険思想を取り締まる憲兵隊の出身で、西郷も当初は清水のことを、自分たちを監視するために軍に潜入したスパイだと考えていた。しかし、清水が硫黄島に来たのは、彼が上司の命令に背き憲兵隊をクビになったからだった。清水と西郷は、ようやく心を通わせる。そんな中、西が敵の攻撃によって重傷を負ってしまう。西は、部下たち全員を逃げさせた後で、自ら命を絶つ。そして清水も、米兵に捕らえられて殺されてしまう。西郷らは、やっとのことで栗林の待つ洞窟にたどり着く。栗林は、生き延びた西郷を「立派な軍人だ」と称えるが、西郷は「自分はただのパン屋です」と謙遜する。西郷は、故郷に妻と赤ん坊を残してきており、毎日妻宛に手紙を書いては、まだ見ぬ我が子の姿を思い浮かべていた。栗林は、家族を想う西郷の気持ちに共感する。栗林もまた、妻と我が子を故郷に残してきており、いつも手紙をしたためていたのだ。栗林は、西郷に手紙を全て燃やすように命じ、先陣きって戦場へ飛び出していく。西郷は、全ての手紙を燃やさず、そのうちのいくつかを袋に入れて地中深く埋める。栗林は、敵の銃弾を浴び、重傷を負う。瀕死の栗林は、西郷に「自分の遺体を埋めてくれ」と遺言を遺し、深い眠りにつく。そして西郷は、米軍に捕らえられ、生き延びるのだった。そして時は流れ、終戦から数十年後、硫黄島の地中深くから無数の手紙が発見される。そこには、家族を想う兵士たちの、無数の言葉が記されているのだった。
<ひとことreview>硫黄島2部作、日本編。米国編である『父親たちの星条旗』と比べると、極めて王道の戦争映画になっている。『父親・・・』が、戦争が社会や兵士に及ぼす影響など、戦争というものを少し角度をつけて描いているのに対して、この『硫黄島・・・』は”戦争そのもの”を真正面から描いている。個人的には、映画としての完成度は『父親・・・』の方が上だと思うが、にもかかわらずこの『硫黄島・・・』の方がアメリカで高い評価を得ているのは、敵国である日本軍の視点で描かれている点が凄く新鮮であるからなのだろう。確かに、「戦争に敵も味方もない。全員が、戦争の被害者なんだ」というのは、この映画の重要なテーマの1つと言えるだろう。そういう意味では、やはりこの2部作は、「2つで1本」という性格をもっているのだと思う。

・犬神家の一族(2006、日) ★★★★★★☆☆☆☆(6点)
  監督 市川崑
  出演 石坂浩二 松嶋菜々子
<story>信州の製薬王・犬神佐兵衛が亡くなった。一族が注目するのは、遺言状の内容。その莫大な財産は、誰の手に与えられるのか。遺言状を預かった古舘法律事務所の助手・森山は、その遺言の驚くべき内容を知り、一族の血みどろの争いを予期して探偵・金田一耕助を招く。しかし、金田一が村に着くと、森山は何者かに殺されてしまう。佐兵衛には、松子・梅子・菊子という腹違いの娘がおり、それぞれに佐清・佐武・佐智という息子がいた。佐清は戦争から帰ってきたばかりで、戦場で顔にひどい傷を負い、仮面をかぶっていた。梅子や菊子は、その仮面の男は、松子が財産を相続させるために連れて来た偽者ではないかと疑っていた。また、屋敷の中には、野々宮珠世という女性も住んでいた。彼女は佐兵衛の恩人の孫娘で、佐兵衛は実の娘以上に大切に扱っていた。弁護士の古舘によって遺言状の内容が読み上げられた。そこには、「斧・琴・菊の全ての財産は、珠世に譲る。ただし珠世は、佐清・佐武・佐智のいずれか1人と結婚すること」と書かれていた。怒りに震え上がる三姉妹。そして、次々に恐るべき殺人が起こる。第一の被害者は、佐武。背中を鋏で刺され、首を斬られて菊人形に見立てて殺された。第二の被害者は、佐智。殺害後、琴の弦を首に締められて殺された。いずれの殺害も、珠世や、彼女を常に影から守る猿蔵の仕業ではないかと疑われるが、証拠は見つからない。そんな中、近くの宿に顔を布で隠した謎の復員兵が現れる。警察は彼の正体を青沼静馬でないかと考え、彼を疑う。静馬は、佐兵衛に愛された菊乃の息子で、菊乃が三姉妹によってボロボロに体を傷つけられて死んだことにより、犬神一族に恨みを抱いていることが予想されたからだ。そんな中、第三の殺人が起こる。被害者は、佐清。斧で背後から斬られて殺された。しかし、その遺体から指紋をとると、佐清のそれと一致しないことが判明する。遺体は、佐清ではなく静馬だったのだ。そして、本物の佐清が全てを自白する形で逮捕される。しかし金田一は、犯人は他にいると考え、独自の捜査を展開し真相を暴く。真犯人は、松子。全ては、彼女が財産欲しさに行った殺害だった。彼女が佐清として連れてきた仮面の男は、佐清のフリをした静馬だった。静馬は、犬神家をのっとることを企んでいたのだ。しかし、その動きを知った佐清が戦場から戻ってきた。そして佐清と静馬は、偶然にも松子が佐武を殺す現場を見てしまったのだ。静馬は、母親を守りたい佐清の心情を利用しようと考え、佐清を脅して殺害現場の細工をさせた。しかし、仮面の男が静馬だと知った松子によって、静馬は殺されたのだ。そして佐清は母親をかばおうとして、嘘の自白をしたのだ。珠世は、佐清を愛しており、仮面の男は佐清ではないと確信してそれをなんとか暴こうと様々な行動をとっていたのだった。観念した松子は、珠世に「佐清と一緒になってくれるわね?」と尋ね、珠世が頷くのを確認した後、服毒自殺してしまう。金田一は全てを解決し、村をあとにするのだった。
<ひとことreview> 名作映画のリメイク。監督も同じで、ストーリーはおろかカット割までほぼ忠実、キャスティングだけを一新した珍しいスタイルのリメイクだ。といっても、僕はオリジナルを知らないので、純粋に1本の映画として楽しんだ。セリフ回しや構図などがさすがに若干古臭いが、それがむしろレトロでクラシカルな独特の雰囲気に繋がっており、かえって新鮮。ただ、ストーリーは期待していたほどには面白くなかったなぁというのが正直な感想。人物相関が複雑なわりに、それを完全に活かせているとも言えず、肝心の真相も破綻こそないものの、さしたる驚きや発見・感動もなく、やや拍子抜けだった。
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by inotti-department | 2006-02-21 12:24 | 映画ネタバレstory<ア・カ>
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by inotti-department | 2006-02-21 12:23 | 映画ネタバレstory<ア・カ>
   
映画・小説・音楽との感動の出会いを、ネタバレも交えつつ、あれこれ綴っていきます。モットーは「けなすより褒めよう」。また、ストーリーをバッチリ復習できる「ネタバレstory紹介」も公開しています。
by inotti-department
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