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当ブログでは、「あの映画(小説)、一度観たんだけど、どういう話だったかが思い出せない・・・」とお困りの方のために、映画(小説)のストーリーを完全に網羅したデータベースを公開しております。詳しくは、カテゴリ内の「映画(小説)ネタバレstory紹介」をご参照ください。なお、完全ネタバレとなっていますので、未見の方はくれぐれもご注意ください。
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> 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』 ~動き出した物語~
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』 ~動き出した物語~_e0038935_2149571.jpg満足度 ★★★★★★☆☆☆☆(6点)

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005、米)
   監督 マイク・ニューウェル
   出演 ダニエル・ラドクリフ エマ・ワトソン

クィディッチのW杯を観戦していたハリーらの前に、ヴォルデモート復活を告げる”闇の印”が現れた。さらにハリーは、ヴォルデモートがしもべに”ハリー抹殺”を命じている悪夢に悩まされる。こうして迎えた新学期、ホグワーツの校長ダンブルドアは「三大魔法学校対抗試合」開催を宣言。三校の代表1人ずつを選ぶのは、”炎のゴブレット”。しかし、3人を選んだあと、ゴブレットはもうひとりの代表の名前を掲示する。そこに書かれていたのは、ハリーの名前。17歳以下は代表になれないという規則を破っての異例の出場が決まったハリーだが、周囲のやっかみにあい、さらに親友のロンまでもが距離を置き始め・・・。


”ハリー・ポッター”シリーズもいよいよ4作目。

たしか全7作で完結と言われてるはずだから、ちょうどこの『炎のゴブレット』で折り返しとなるわけだ。ふむふむ、確かに、いよいよ物語が本格的に動き始めたという印象。まぁ、別に”ハリポタ”フリークじゃないし、そんなにものすごくその後の展開が気になってるわけじゃないんだけど(笑)。

原作に関しては、僕は2巻目の『秘密の部屋』までしか読んでない。1本目の『賢者の石』は、映画を観たとき「あ、すごくよくできてる!」と思った記憶がある。原作のエッセンスをそのままに、映画のもつ良さを最大限にいかして映像化できているな、と感心したのだ。一方、2本目の『秘密の部屋』は、話にスピード感がなくて映画版はちょっとしんどかった。

3本目の『アズカバンの囚人』とこの4本目『炎のゴブレット』に関しては、僕には原作との比較はできない。さてさて、原作を読んだ方、いかがでしたか?おそらく想像するに、かなりのパートがカットされていたのではないかと思いますが(笑)。

『アズカバン』のときも思ったんだけど、なんか、食い足りない感じが残るんだよなぁ。表面上、物語は普通に進んでいくし、特に疑問や引っ掛かりが残るわけではない。でも、逆にそれが物足りないというか・・・。たぶん、1つ1つのエピソードを深くじっくり描くことは避け、大事な本筋だけは原作通りきっちり描いていくというスタイルをとっているんじゃないかな?だからだろう、コンパクトにまとまってはいるんだけど、「だからどうしたの?」というような印象が拭えないのだ。

とはいえ、映像的魅力は健在だし、さすがに4作目になるとキャラクターもしっかり”立って”くるから、安心して観ていられる。ハリーとロンとハーマイオニーの3人が絡んでいるシーンなんかが続くと、そのままずっと観ていたくなるような、なんというか愛着のようなものが自分の中に生まれていることに気付かされる。もうくされ縁みたいなもんだね(笑)。こうなったら、完結までとことん付き合うぞ!

さぁ、いよいよ登場したヴォルデモート。次の第5弾からは、本格的な対決が始まるんだろうなぁ。この『炎のゴブレット』は、その序曲のようなものなのだろう。

それにしても。3人とも、大きくなっちゃったよね。はやく撮り終えないと、完結する頃には老けはじめかねないぞ(笑)。
by inotti-department | 2006-02-09 22:20 | cinema
映画・小説・音楽との感動の出会いを、ネタバレも交えつつ、あれこれ綴っていきます。モットーは「けなすより褒めよう」。また、ストーリーをバッチリ復習できる「ネタバレstory紹介」も公開しています。
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