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当ブログでは、「あの映画(小説)、一度観たんだけど、どういう話だったかが思い出せない・・・」とお困りの方のために、映画(小説)のストーリーを完全に網羅したデータベースを公開しております。詳しくは、カテゴリ内の「映画(小説)ネタバレstory紹介」をご参照ください。なお、完全ネタバレとなっていますので、未見の方はくれぐれもご注意ください。
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・パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003、米)    
  ★★★★★★★☆☆☆(7点)
  監督 ゴア・ヴァービンスキー
  出演 ジョニー・デップ オーランド・ブルーム キーラ・ナイトレイ
<story> 総督の娘エリザベスは、若き提督との縁談を控えながらも浮かない気分でいた。幼い頃に海で救助された青年・ウィル・ターナーのことが気になっているからだ。彼女は、ウィルからもらった黄金のメダルをいまだに大切に身につけていた。そしてウィルもまた、エリザベスに叶わぬ恋心を抱いていた。そんな中、町に海賊ジャック・スパロウがやってくる。一匹狼のジャックは、あっけなく捕まってしまう。その夜、次なる侵入者が町を襲う。バルボッサが率いる海賊軍団だ。彼らの狙いは、メダル。ターナーという名の海賊がメダルを盗み出したことによって呪いにかかった彼らは、生ける屍となってしまった。その呪いを解く唯一の方法は、メダルを元の場所に戻し、メダルの持ち主の血をささげること。彼らは自らを「ターナー」と名乗ったエリザベスをさらい、ブラックパール号に乗せて町をあとにする。彼女を助けたいウィルは、ジャックと手を組み、ジャックのもとに集まった船員たちとともにブラックパールを追いかける。一方ジャックにとっても、バルボッサは因縁の相手だった。かつてブラックパールはジャックの船だったのだが、バルボッサの裏切りによってジャックは船を奪われてしまったのだ。ウィルとジャックはエリザベスを救出するが、今度はジャックが捕らえられてしまう。戦いを挑むウィルら船員たち。しかし、不死身のバルボッサたちには勝てず、ウィルは捕らえられ、ジャックとエリザベスは島流しになってしまう。なんとか島を脱出したエリザベスは、提督を説得し、ウィルの救出に向かう。一方、メダルを盗んだ海賊こそが自分の父親で、海賊たちが欲しているのは自分の血だということに気付いたウィルは、自らの名を名乗り出て事態の打開を図る。しかし、ジャックの裏切りによってあえなく捕らえられてしまう。バルボッサによって生贄になりそうになったそのとき、ジャックが立ち上がる。彼は裏切っていなかったのだ。ジャックはバルボッサを撃つが、不死身の彼は死なない。と思ったそのとき、バルボッサが苦しみはじめる。機転をきかせたウィルの血によって、呪いは解けたのだ。こうして、戦いは幕をとじる。しかし翌日、町では、ジャックの公開処刑が行われようとしていた。海賊には死刑、が鉄則なのだ。刑が執行されるそのとき、ウィルが立ち上がる。つづくエリザベス。2人の熱意に、提督は死刑をとりやめる。さらにウィルはエリザベスにプロポーズし、エリザベスは承諾する。解放されたジャックの目の前に、ブラックパール号が現れる。操っているのは船員たち。ジャックを船長に、船は港を出るのだった。
<ひとことreview> イケイケドンドンの娯楽大作。ストーリー自体はなんだかよくわからないほど大雑把なのだが、この映画はとにかくキャラクターとキャスティングの勝利だと思う。マジメなヒーローを誠実に演じることでジャック・スパロウとのバランスを巧くとっているオーランド・ブルーム。パワフルにヒロインを演じているキーラ・ナイトレイも健闘しているし、ジェフリー・ラッシュのさすがの役作りにも最敬礼。しかし、なんといってもやっぱり、ジョニー・デップだろう。彼のこのアプローチがなければ、ジャック・スパロウはこれほど魅力的なキャラクターにはなりえなかっただろうし、映画自体もあまり印象に残らないものになっていただろう。キャスティング主導の娯楽大作という意味では、近年稀有な作品と言えるかもしれない。

・八月のクリスマス(1998、韓)  ★★★★★★★☆☆☆(7点)
     監督 ホ・ジノ
     出演 ハン・ソッキュ  シム・ウナ
<story> 暑い夏のある日。ジョンウォンが経営する小さな写真館に、ひとりの女性が飛び込んでくる。彼女の名はタリムといい、仕事は駐車違反の取り締まり。その日から、彼女は毎日のように店にやってくるようになり、ジョンウォンを”おじさん”と呼び、なついてくる。しかし、ジョンウォンには、彼女の知らない秘密があった。彼は不治の病を患っており、余命いくばくもないのだ。普段は常に笑顔を絶やさず、そんな素振りは微塵もみせないジョンウォン。しかし、親友と飲みに行った夜に、冗談めかして死が近いことを語り、泥酔して交番で暴れてしまう。また、家では、自分が死んだら1人になってしまう父親のために、いつそうなってもいいように、ビデオの使い方などを熱心に教える。しかし、タリムとは、2人で遊園地に行くなど楽しい時を過ごし、自分の病気のことは明かさない。季節が秋になり、ジョンウォンの病気は悪化。ついに入院を余儀なくされてしまう。一方、タリムは異動を命じられる。しかし、彼女がその報告に写真館へ行っても、彼の姿はない。彼女は、彼への手紙を店のドアにはさむ。数日後、退院したジョンウォンが店に行くと、店の窓ガラスが割られている。手紙がいつまでも開封されないことに怒り、タリムが石を投げつけたのだった。ジョンウォンは手紙を読み、返事を書く。それを渡しにタリムのもとを訪ねるが、仕事に夢中な彼女は、彼が来たことに気付かない。ジョンウォンは、黙って彼女を見つめる。店に戻った彼は、自分の写真を撮る。そして時が経ち、彼は死んでしまう。遺影として飾られているのは、彼が自分で撮った写真。季節は冬に移り変わる。タリムは、写真館を訪れる。そこには、ジョンウォンが撮った彼女の写真が。彼女は微笑み、冬の街を歩きはじめるのだった。
<ひとことreview> とても静かな映画。セリフは少ないし、過剰な演出もほとんどない。”不治の病”をテーマにすると、普通ならどこかに「泣きどころ」が用意されるものだが、この映画にはそれがない。そもそも、彼の病名も明かされないし、2人のキスシーンはもちろん、告白シーンすらない。互いが書いた手紙も、映画の中においては読まれることがなく、内容はわからないまま。これほどまでに説明を排除した映画は、最近においてはすごく珍しい。でも、そこがとても良い。余計に、悲しい運命を背負った主人公の姿が、切なく、そして愛しく見えてくる。微笑みを絶やさないジョンウォンの表情が、とても印象的。温かい家族や友人に囲まれ、そしてタリムとの幸せな時間を過ごすことのできた彼の最期は、ものすごく充実したものだったと思う。人生には終わりがあるからこそ、いかに悔いのない濃密な時間を過ごすことができるか、それが大切なのだ。押し付けがましくない優しいメッセージが、とても心地よい。

・バットマン(1989,米)  ★★★★★★★☆☆☆(7点)
     監督 ティム・バートン
     出演 ジャック・ニコルソン  マイケル・キートン  キム・ベイシンガー
<story> 犯罪が多発するゴッサム・シティー。そこでは、悪のボス・グリソムが暗躍していた。さて、そんな街で話題になっているのが、謎のヒーロー・バットマンの活躍。敵か味方か?新聞記者のノックスは、美人カメラマン・ビッキーとともにバットマンを追う。ノックスはビッキーに好意を抱いていたが、ビッキーは謎の富豪・ブルースに夢中。一方、グリソムの部下・ジャックは、グリソムを出し抜いてトップになることを企む。しかし、グリソムにそれを見抜かれ、ハメられる。警察に囲まれたジャックは、さらに現れたバットマンに倒され、命を落とす。しかし、池に落ちたジャックは、実は死んでいなかった。ジャックは怪人・ジョーカーに変身し、まずグリソムに復讐する。次の狙いはバットマン。ジョーカーは、バットマンを追いかけるビッキーの美貌にひと目ぼれし、彼女を狙う。ビッキーの危機。そこにバットマンが登場し、ビッキーを救う。ジョーカーは、街に毒をばら撒き、バットマンをおびき出す。一方、ビッキーは、自分に心を開かず、謎の行動を続けるブルースに不満を抱いていた。そんなビッキーにブルースは、「ジョーカーを倒してからだ」と告げる。ジョーカー(ジャック)は、自分の両親を殺した仇。そんなブルースを見て、ビッキーはブルースこそバットマンの正体ではないかと勘づく。バットマンとジョーカーの決戦。バットマンは、ジョーカーをやっつけ、ビッキーを守る。こうして、バットマンは、シティーのヒーローとなった。そしてビッキーは、ブルースの執事の車に乗り込み、「用事があって遅くなる」というブルースの帰還を待つのだった。
<ひとことreview> 奇才ティム・バートンの出世作。バートン監督のオタクパワーが、全編にわたって発揮されている。映像に関しても、いま観ても古く感じないぐらい豪華だし、ストーリーも王道の娯楽作品として十分に楽しめる。ブルースの過去の因縁など、とってつけたようなエピソードが多く、あまり話に深みこそないが。特筆すべきは、なんといってもジャック・ニコルソンの怪演。バットマンのキャラクターがあまりにも地味なため、完全に悪役のほうが目立っている。

・バットマン・ビギンズ(2005,米)  ★★★★★★★★☆☆(8点)
     監督 クリストファー・ノーラン
     出演 クリスチャン・ベイル  リーアム・ニーソン  ケイティ・ホームズ
<story> ブルースは、監獄で謎の男デュカードから声をかけられ、ヒマラヤへ。そこで、謎の秘密結社のボス・ラーズのもと、恐怖に打ち勝つための修行をするブルース。恐怖の源は、幼少時の暗い経験。庭で穴に落ちて、コウモリの囲まれたこと。目の前で、両親を殺されたこと。両親の仇を討とうとしたが、犯人に恨みをもつマフィア・ファルコーニに先を越されたこと。そのファルコーニを前に、何も出来なかったこと。修行を終え、それらの恐怖と折り合いをつけたブルースを、ラーズは悪の道へ誘う。しかし、ブルースはこれを拒絶し、ラーズを倒して山を下りる。ゴッサム・シティに戻ったブルースを、執事のアルフレッドは迎え入れる。ブルースの父が興した会社は、引きついだアールが経営していた。ブルースが戻った目的は、ゴッサムから犯罪を撲滅すること。しかし、ゴッサムには悪や汚職がはびこっていた。ブルースの幼馴染のレイチェルは、検事として、マフィアのボス・ファルコーニらに立ち向かっていた。しかし、戻ってきても遊んでばかりに見えるブルースに、「行動が大事なのよ」と言い放つ。実は、ブルースは、水面下で悪と戦う準備を進めていた。手段は、”バットマン”というシンボルを用いて、悪を掃討すること。さっそく、バットマンに変身して、ファルコーニを逮捕に追いやる。警察は謎のバットマンを要警戒するが、ゴードン刑事だけはバットマンを歓迎する。一方、精神科医のクレインは、ファルコーニを病院へ移送する。レイチェルは、この行動に疑いの目を向ける、病院へ向かう。そこでは、クレインの指示で、毒物が生産されていた。クレインはレイチェルを殺そうとするが、現れたバットマンが救出。クレインは、黒幕はラーズであると告白する。ブルースの誕生日パーティーに、デュカードが現れる。黒幕は彼らの組織だった。目的は、ゴッサムシティを消滅させること。ブルースの会社から盗んだ”水を気化させる機械”を使って、モノレールに乗せて毒を撒く計画を進めていた。混乱する街。そこに、バットマンが現れる。彼は、レイチェルに告げる。「行動が大事だ」と。レイチェルは、バットマンの正体を知る。バットマンは、ゴードンと協力して、モノレールを破壊し、デュカードを倒す。デュカードと通じていたアールを追放して、ブルースは社長に就任する。レイチェルは、彼に言う。「あなたの本当の顔はバットマン。ブルースは死んだ。でも、いつか会えるはず」と。ゴードンは、バットマンを呼び出す。「暴力は暴力を呼び、仮面は仮面を招く。」次の敵は、”ジョーカー”―――。
<ひとことreview> シリーズの”エピソード1”的な作品。バートンが作り上げた世界観とは全く別の形で、ノーラン監督が傑作を作りあげた。娯楽的性格はグッと低くなり、物語は暗く、深く、そして壮大になっている。バットマンが抱える心の闇。恐怖。それに打ち勝ったうえで存在する、ヒーローの強さ。そして、ヒーローであることの孤独。哀しみ。ラストのレイチェルのセリフに、全てが言い表されている。ゴッサムシティの映像イメージも、魅力的で良い。そして、物語自体もよく練られていて、飽きさせない工夫がなされている。また、シリーズのファンへのサービス精神を発揮する余裕も憎らしい。バットモービルの登場、そして、最後の最後で登場する”ジョーカー”。人気シリーズの続編で、しかも途中参加の監督が、ここまで新しく魅力的な世界観を提示してみせた例はあまりない。シリーズに、新しい1ページが刻まれた。

・バットマン・リターンズ(1992,米)  ★★★★★★★☆☆☆(7点)
     監督 ティム・バートン
     出演 マイケル・キートン  ダニー・デビート  ミシェル・ファイファー
<story> クリスマスに沸くゴッサム・シティ。怪人ペンギンによる、街の有力実業家マックスの誘拐事件が起こる。ペンギンは、マックスに願い出る。自分を捨てた両親を探し出したいので手伝ってほしい、と。マックスは承知し、市民も同情するが、両親はすでに死んでいた。マックスは、原発建設を計画通りの進めるため、ペンギンを利用することを思いつく。そしてペンギンを市長選に担ぎ出し、市民の支持を集めていく。そんな中、マックスの秘書セリーナは、マックスの計画の真の狙いに気付く。マックスが、不要な原発をあえて建てたいのは、街の電力をそこに蓄えるためだったのだ。マックスにそれを指摘するが、彼によって窓から突き落とされてしまう。一方、ブルースもまた、マックスに疑いの目を向けていた。また、ペンギンが地上に出てきた本当の目的も、両親を探すことではないのではないかと睨む。マックスは、そんなブルースを疎ましく感じていた。そんな中、突然、死んだはずのセリーナが現れ、マックスは驚く。セリーナは、キャットウーマンとして生まれ変わり、夜の街で暴れていた。そして、バットマンの前にも現れる。しかし、バットマンにあっさりやられ、キャットはペンギンと手を組むことに。作戦は、バットマンを悪役に仕立てること。そして、バットマンの運転する”バットモービル”を遠隔操作すること。一方で、セリーナとブルースは、互いの正体を知らぬまま惹かれあっていた。しかし、重大な隠し事のために、一線を越えられない。再び夜の街で遭遇したバットマンに、キャットは口づけする。一方、キャットとペンギンは仲間割れ。ペンギンは、バットモービルを操って、バットマンに攻撃する。なんとか生き延びたバットマンは、ペンギンに反撃。ペンギンの本性を市民に暴露し、ペンギンは市民の信頼を失う。マックスも、そんなペンギンを見放す。怒ったペンギンは、真の計画を実行にうつす。それは、街中の長男たちを誘拐して、自分と同じ目にあわせるというものだ。一方、セリーナとブルースは、マックスのパーティーでキスを交わした際に、互いの正体に気付いてしまう。パーティー会場を、ペンギンが襲う。ブルースはバットマンに変身し、激闘の末、ペンギンを倒す。キャットは、マックスへの復讐を果たそうとする。バットマンの仮面をはずして、止めようとするブルース。しかし、セリーナはそれを拒絶し、マックスと戦う。そして、自爆する。帰り道で、ブルースはキャットウーマンらしき女性を目撃する。慌てて駆け寄るブルース。しかし、そこには、黒猫がいるだけだった。ブルースは、猫を拾って帰路につくのだった。
<ひとことreview> シリーズ第2弾。キャラクターのインパクトでは前作には及ばないものの、ストーリーの面白さはアップしている。ペンギン、キャットウーマン、マックスが入り乱れて、見せ場も盛りだくさん。バートン監督ならではの、こだわりの映像美も健在だ。基本的には娯楽作なのだが、話のテーマは意外に深く、そして哀しみに満ちている。ペンギンという存在の哀しみ、そして、バットマンとキャットウーマンが抱える宿命の哀しみ。2人は愛しあいながらも、仮面を持つ者の宿命を背負っているため、想いを実らせることができない。後の『スパイダーマン』シリーズにも繋がるような、ヒーローであるということの切なさが、しんみりと綴られている。

・ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005、米)★★★★★★☆☆☆☆(6点)
   監督 マイク・ニューウェル
   出演 ダニエル・ラドクリフ  エマ・ワトソン
<story> クィディッチW杯の観戦に出掛けたハリーらの前に、突然現れた「闇の印」。それは、ヴォルデモート復活を告げるものだった。ハリーらがホグワーツへ戻ると、ダンブルドア校長は「三大魔法学校対抗試合」の開催を宣言する。魔法省のクラウチ氏も登場し、代表を選出する”炎のゴブレット”によって各校から1名ずつの名前が示されるが、最後にもうひとり追加される。そこに記されていたのは、ハリーの名前。こうして、ハリーを含めた4人による対抗試合がスタートする。しかし、17歳以上という年齢条件を満たしていないハリーの出場に関して、周囲はやっかみの声を上げる。そしてそれは、親友のロンも同様だった。第1の課題は、ドラゴンとの戦い。ハリーは苦戦するも、事前に情報を得ていたこともありクリア。実はこの情報を他人経由で伝えていたのはロン。ハリーとロンは、仲直りする。第2課題の前に、ダンスパーティーが開かれる。ハリーは、密かに想いを寄せるチョウにパートナーを頼むが、先約ありと断られる。一方ハーマイオニーは、代表の1人でもある人気者・クラムとダンスを。激しく嫉妬するロンに、彼女もまた怒り交じりに、本当はロンから誘ってほしかったことを仄めかす。第2の課題でも、他の代表者を救出してクリアするなど活躍したハリー。最後の課題は、不気味な迷路からの脱出。校内でクラウチ氏が殺される事件が起きたこともあり、厳戒体制の中で開催される。そこに現れたのは、ヴォルデモート。アズカバンを脱出したクラウチ・ジュニアが、忠実なしもべとなって復活させたのだ。ついに人間の姿となって現れたヴォルデモートからどうにか逃れ、ハリーは課題をクリアする。しかし一方で、もう1人のホグワーツ代表・セドリックは命を落としてしまう。いよいよ復活したヴォルデモートとの対決の日が迫っていることを、ハリーはひしひしと感じるのだった。
<ひとことreview> ハリポタ第4弾。壮大なシリーズもいよいよ折り返しとなり、とうとうヴォルデモートが完全に復活。物語が本格的に動き出したという意味では、非常に重要な作品になりそうだ。しかし、一方で、『アズカバン』でも感じた物足りなさは今回も消えず。長い原作をある程度忠実に再現しようとすると、どうしても”浅く広く”なるのは避けられないだろうが、もう少し話に奥行きがほしい。原作を読んでみると、映画では気付けなかった発見がきっとあるのだろう。
by inotti-department | 2006-02-21 12:41 | 映画ネタバレstory<ナ・ハ>
映画・小説・音楽との感動の出会いを、ネタバレも交えつつ、あれこれ綴っていきます。モットーは「けなすより褒めよう」。また、ストーリーをバッチリ復習できる「ネタバレstory紹介」も公開しています。
by inotti-department
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